<目次>

夜の美容習慣というと、スキンケアやナイトクリーム、アロマ、バスタイムのリラックスなどを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、どれだけ丁寧なケアをしても睡眠の質が整っていなければ、肌が本来の力を発揮することはできません。
肌は夜の間に修復・再生のスイッチが入り、成長ホルモンや回復に関わるホルモンが最も活発になります。つまり、美肌づくりにおいて「睡眠」は欠かせない軸のひとつ。
睡眠の質が整っている人ほど、透明感・うるおい・なめらかさが安定している印象があるのは、この仕組みがしっかり働いているからです。
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今回は、夜の美容習慣をレベルアップするために、睡眠の質をサポートするインナーケア(サプリメント)をまとめて紹介します。
※案件ではありません。(自腹)
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夜の美容習慣と「睡眠の質」の関係
睡眠は、肌のコンディションを左右する“根本的な美容行動”です。睡眠中には以下のような働きが起こり、美肌の基盤が整っていきます↓↓↓
✅ 成長ホルモンの分泌
深い睡眠(ノンレム睡眠)に入ると、成長ホルモンの分泌が一気に高まります。成長ホルモンは子どもだけのものと思われがちですが、大人の肌でもコラーゲン合成・細胞修復・ターンオーバーの正常化に不可欠です。
深く眠れた日は“勝手に肌が整う理由”は、成長ホルモンの働きがピークになるからです。
✅ 自律神経の調整
睡眠中は副交感神経が優位になり、身体と脳がリラックス状態へと移行します。副交感神経がしっかり働くと、コルチゾール(ストレスホルモン)の過剰分泌が抑えられ、肌の炎症も静まりやすくなるという流れが生まれます。
深い睡眠はこのストレス反応をリセットし、肌の鎮静状態を自然に取り戻してくれる大切なプロセスです。
✅ バリア機能の回復
睡眠中は“経皮水分蒸散(TEWL)”のリズムが変わり、角層のバリア機能が再構築されやすくなります。とくに深睡眠がしっかり確保されていると、セラミドや天然保湿因子(NMF)の産生が促され、肌の水分保持力が高まりやすいことが分かっています。
肌の乾燥が慢性化している人ほど、入浴やスキンケアより先に「睡眠の質」を整える必要があります。
✅ 酸化ストレスのリセット
紫外線、ブルーライト、大気汚染、ストレス……。僕たちの肌は日中さまざまな“酸化ストレス”を受け続けています。睡眠には、この酸化ダメージを軽減するための抗酸化酵素(SOD・グルタチオンなど)の働きを高める時間帯という役割があります。
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特に、ストレスや日中の疲労が蓄積していると交感神経が優位になり、寝付きの悪さ・浅い睡眠・中途覚醒につながりやすくなります。この状態では、肌のターンオーバーや修復プロセスが十分に働きません。
睡眠の質は、ただ「長く寝れば良い」という話ではなく、入眠のスムーズさ・中途覚醒の少なさ・深睡眠の質が重要です。
ここを整えることで、翌朝の肌のハリ・透明感・化粧ノリが大きく変わってきます。
【大前提】必要な栄養が足りていなければ睡眠も美肌も成り立たない
睡眠サポートサプリの効果を語る前に、まず押さえておきたい“土台”があります。
それは、体の基本となる栄養が満たされていないと、睡眠の質も肌の状態も本来の力を発揮できないということです。
「眠り」は脳やホルモンの働きによってつくられる生理機能で、その材料になるのが「必須栄養素」です↓↓↓
- 必須ビタミン(B群・C・Dなど)
- 必須ミネラル(亜鉛・マグネシウムなど)
- 必須アミノ酸(タンパク質)
- 必須脂肪酸(オメガ3・6)
これらは体内で合成できず、食事から摂取するしかありません。「必須栄養素がよく分からない…」と感じる方は、すでに不足している可能性がかなり高いです。
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✅栄養が不足していると肌と睡眠の両方に影響が出る理由
👉 ビタミンB群 … 神経伝達物質やエネルギーの生成に欠かせない
👉 タンパク質 … 睡眠ホルモン(メラトニン)の材料になる
👉 オメガ3 … 炎症を抑え、脳の働きをサポート
👉 ミネラル … 神経の興奮・鎮静のバランスを整える
このように、美容と睡眠は“共通の材料”を必要とする機能です。そのため、栄養が不足しているほど、どちらも調子が落ちてしまいます。
✅「血液の状態」が睡眠と美容に深く関わります
摂った栄養を体中に届ける役割を担うのが「血液」です。つまり、血液の質と量が整っていないと、せっかく補給した栄養も肌や脳に届きにくくなります。
男性も油断できない“隠れ貧血”。
「貧血は女性だけ」というイメージがありますが、実は男性も慢性炎症によって貧血になることがあります。
また、「貧血=鉄不足」と誤解されがちですが、実際には以下の栄養が複合的に必要です↓↓↓
- 鉄
- タンパク質
- 葉酸
- ビタミンB12など
鉄サプリだけを摂っても改善しないことが多いのは、この“血液の材料不足”が原因です。
✅ 血流が悪いと栄養が届きません
血液そのものの材料が整っていても、血液が流れる“血管”の状態が悪いと栄養は運ばれません。
特に睡眠・ストレス・美容に悩む人の多くが、この「血管の柔軟性(血管内皮機能)」を見落としています。
血管が固くなると血流が低下し、脳への酸素供給も乱れやすくなります。
血流改善に関連するサプリとして、「アルギニン」や「シトルリン」がよく話題になります↓↓↓
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これらは一酸化窒素(NO)という血管拡張物質の生成をサポートするため、血管を緩めて血流をスムーズにする働きが期待できます。
ただし、アルギニンもシトルリンもアミノ酸の一種であり、普段から十分なタンパク質が摂れていれば、過剰に補う必要はありません。サプリより先に以下の習慣が欠かせません↓↓↓
🧘♂️ 適度な運動
筋肉を動かすことで血管が伸び縮みし、内皮細胞の働きが安定します。
合わせて読みたい
🌞 日光を浴びる習慣
紫外線ではなく、可視光・赤外線レベルでNO産生が促されることが分かっています。また、朝の光を浴びることで体内時計が整い、夜のメラトニン分泌もスムーズになります。
🛁 体を温める入浴習慣
血管を拡張し、末梢への血流を改善します。深部体温のリズムが整うことで、寝つきも良くなります。
✅ 一つだけ頑張っても成果が出にくい理由
「栄養」「血液」「血流」。この3つが揃って初めて、睡眠サポートサプリの効果を最大限に引き出せます。
「サプリだけで何とかしよう」とするのは非効率で、まずは体の土台を整えることが最重要です。ここを理解しているかどうかで、睡眠改善も美肌づくりも大きく変わってきます。
夜に取り入れたいインナーケア成分
ここからは、夜の美容習慣として特に取り入れたい成分を詳しく紹介します↓↓↓
💊トリプトファン
睡眠ホルモン「メラトニン」の前駆体であり、リラックスに関わるセロトニンの材料になります。ストレスで気持ちが落ち着かない時、寝る前に頭が冴えてしまう時のサポートに役立ちます↓↓↓
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ただし、メラトニンそのものは日本では医薬品成分。iHerbなどで買えてしまいますが、日本国内では医薬品である点は理解して避けるべきです↓↓↓
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取り入れるなら“材料となる栄養”であるトリプトファンの補給が安全で現実的です。
💊GABA

ストレスを感じた時に高まりやすい興奮をしずめ、自律神経のバランスを整えます。寝付きが悪い人、日中に気が張っている人に向いています↓↓↓
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💊テアニン
お茶に含まれるアミノ酸で、脳のα波を増やし穏やかなリラックス状態をつくります。ストレスと睡眠の両方に関与し、夜の美容習慣と相性が抜群です↓↓↓
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💊マグネシウム

神経の興奮を抑え、筋肉の緊張をほぐす働きがあります。睡眠サポートとしても非常に有名で、特に「グリシン酸マグネシウム(マグネシウムグリシネート)」は夜に適していると言われています↓↓↓
💊複合リラックスサプリという選択肢
単体サプリを何種類も組み合わせるのが面倒な時は、リラックス・睡眠サポート成分をまとめて摂れる“複合系サプリ”も便利です。
睡眠・リラックス系サプリまとめ(複合系中心)
ここからは、夜の美容習慣として取り入れやすい複合系サプリを紹介します↓↓↓
🌿 Mason Natural Relax&Sleep
- 伝統的なハーブ+リラックス成分
- 入眠をサポートし、夜の落ち着きをつくる
🌿 Jiva SLEEP-WELL

- アーユルヴェーダ系のアプローチ
- 自然な眠気を促す穏やかな配合
🌿 NOW Foods Sleep

- 複数のナイトハーブとアミノ酸をブレンド
- 全体的にバランスが良く、使いやすい
🌿 California Gold Nutrition Goodnight Sleep

- ハーブ主体でナチュラル志向の人向け
- 翌朝すっきり感を重視した設計
🌿 MRM Nutrition Relax-All Calm & Sleep

- 神経系サポート成分が豊富
- ストレスで疲れやすい人のナイトケアに
🌿 Natural Factors スリープリラックス

- セイヨウカノコソウ+ホップ
- 自然な入眠を促し、夜の鎮静をサポート
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🌿 Futurebiotics Relax & Sleep

- テアニン中心のリラックス強化設計
- 神経の落ち着きを求める夜に
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🏅今回の一押し:NOW Foods Mood Support(ムードサポート)

これは今回のラインナップの中で特に優秀です。セントジョーンズワートを中心に、気持ちを落ち着ける複数成分がバランスよく配合されています。
- 日中のストレスで夜にテンションが下がらない
- 夜のリラックスがしやすくなる
- メンタルと睡眠の両方に寄り添う複合処方
僕が試した中でも、体感レベルが高く、夜の美容習慣に取り入れやすい完成度の高いサプリでした。
これまで色々試した感想(現時点)
まず前提として、僕は不眠症歴18年になります。
もともとは「お酒で寝る」という生活から始まり、その後は医薬品へ移行。強めの薬を徐々に弱いものへと切り替え、最終的には抗ヒスタミン剤で眠るという流れになっていました。
しかし、抗ヒスタミン剤の常用によって薬害脱毛(薄毛の進行)に悩まされるようになり、そこから改善策としてサプリメントを取り入れるスタイルに移行しました。
以降、睡眠系・リラックス系・ストレス系など、あらゆるサプリメントを一つずつ試しながら、自分に合うものを探している状況です。
僕の睡眠トラブルは…
- 寝つきの悪さ
- 中途覚醒
- 睡眠の浅さ
- 早朝覚醒
- 目覚めの悪さ
これら すべてに当てはまるタイプ なので、どうしても複合的なアプローチが必要になります。
そのため現在は、メラトニンサプリ+複合系サプリという組み合わせを中心に調整しています(※メラトニン自体は複合系に含まれないため別で併用)。
そんな中で、これまで試したサプリメントの中で現時点で最も満足度が高かったのが「NOW Foods Mood Support with St. John’s Wort」です↓↓↓
夜の落ち着き方、睡眠への入りやすさ、翌朝のすっきり感のバランスが非常に良く、複合系サプリの中ではトップクラスの体感でした。
正直、メラトニン+Mood Support の組み合わせだけでもかなり睡眠の質が改善される実感があり、「僕の中での一つの正解」と言える組み合わせです。
今はこの「第一の正解」に対して「第二の正解」を見つけるためにさらに試している、という段階になります。
僕の場合、不眠症の主な原因としては…
- ストレス
- 自律神経の乱れ
あたりが大きいと思っています。
ただ、自律神経に関しては性格や生活環境が影響している部分も大きく、急に変えられるものでもないため、ある程度は割り切っています。
そのため、今はストレス対策が最優先で、特に「リローラ」が自分にとって欠かせない成分になっています↓↓↓
🔍 このブログで「リローラ」を検索
複合系サプリの中でリローラが配合されているものが少なかったり、入っていても他の成分が弱かったりと課題はありますが、現状の理想形としては、
- メラトニン
- リローラ
- 複合系サプリ
この三つの組み合わせが、僕の中で最も安定しています。
もちろん、一番の理想は「サプリ無しでも自然に眠れる状態になること」です。あくまでサプリは補助であり、依存せずに本来の状態に近づけることが目標だと思っています。
今後も引き続き、自分の不眠症の原因を深掘りしながら、より負担の少ない方法を探っていきたいと思います。
まとめ
夜の美容習慣を整えるうえで、スキンケアやリラックスタイムよりも大切なのは「質の良い睡眠」です。
そして、睡眠そのものを支えるのは必須栄養素・血液・血流といった“体の土台”になります。ここが整っていないと、どのサプリメントも十分に力を発揮できません。
そのうえで、夜に不足しやすい栄養を補ったり、ストレスを和らげたりするサプリメントは、睡眠の質を底上げしてくれる心強い選択肢です。単体成分で補う方法もあれば、複合系でまとめてサポートする方法もあり、自分の悩みや体質に合わせて選ぶことで効果を感じやすくなります。
僕自身、長年の不眠症と向き合う中で、多くのサプリメントを試してきました。その結果、現時点では「メラトニン+複合系」の組み合わせがもっとも安定しており、とくに「NOW Foods Mood Support with St. John’s Wort」は体感が大きかったサプリの一つです。
睡眠の悩みは人によって原因が異なりますが、土台づくりと夜のケアを丁寧に積み重ねていくことで、必ず改善の糸口は見えてきます。
サプリメントはあくまで味方の一つとして、自分の生活に合った形で無理なく取り入れてみてください。
以上です。
Byさちお
※尚、こちらはあくまで個人的な感想です。商品のご使用やご購入に関しては、自己責任でご判断いただきますようお願いします。
この記事を書いた人

ブログ24年/美容15年/育毛研究13年/ゆる筋トレ5年/46歳/東京/独身/テレビ出演7回/雑誌掲載7回
















