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美容において避けられな課題「抗酸化」ですが、一般的に「最強」と思われている「アスタキサンチン」は実は最強ではないというのはご存じでしょうか?今回はアスタキサンチンの効果と合わせて勉強していきます。
美容における「酸化」と「抗酸化」
まずは基本から。
「酸化」とは「酸素と結びつくこと」で、よく知られているのが「鉄が錆びる」現象あ「リンゴが変色する」現象でしょう。
美容における酸化は、実際に肌が錆びるのではなく「活性酸素が増える(増えている)」状況を言います。
稀に「血液中の鉄分が錆びる」と言う人もいますが、そういう人とは距離を取りたいです↓↓↓
≫ 血液中の鉄はなぜ錆びないのですか?
「抗酸化」とは「酸化を防ぐ(抑制する)」ことを言います。
一般的には「抗酸化物質」と言われる「ビタミンA・C・E」や今回の「アスタキサンチン」などのサプリメントを摂取して対策します↓↓↓
≫ Amazon.co.jpで「抗酸化 サプリ」を検索
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≫ iHerbで「抗酸化 サプリ」を検索
酸化の対策として「還元」と言うのもあります↓↓↓
酸化:2Cu+O2=2CuO(銅+酸素=酸化銅)
還元:CuO+H2=Cu+H2O(酸化銅+水素=銅+水)
子供でもわかる簡単な化学式ですね。
これを元に日本では「水素」が効果的だと言う人が稀にいますが、世界では「水素は商品化に至るエビデンスが無い」ということで結論づいています。
実際に効果があるのであれば、海外であらゆるメーカーが商品化しているでしょう↓↓↓
≫ iHerbで「水素」を検索
「水素水」や「水素サプリ」などは、知識や意識の低い日本人をターゲットにした「ビジネス」です。
僕は「水素は宗教」だと思っています。
なので、「水素」を口にする人とも距離を取りましょう。
「活性酸素」が体に与える影響
活性酸素は、「紫外線」や「ストレス」、「呼吸」でも作られます。
活性酸素は、細胞や組織に損傷を与える可能性がある酸素分子の総称です。
活性酸素には以下の種類があります↓↓↓
- ヒドロキシラジカル
- スーパーオキシドアニオン
- ペルオキシナイトライト
- 一重項酸素
抗酸化においては、上記の4つは覚えておく必要があると思います。
活性酸素が増えると以下の影響があるとされています↓↓↓
- 酸化的損傷: 活性酸素はDNA、タンパク質、脂質など細胞の構成要素を攻撃し、酸化的損傷を引き起こす。
- 細胞傷害: 活性酸素は細胞膜を損傷し、細胞の正常な機能を妨げる可能性がある。
- 炎症: 活性酸素は炎症を誘発し、炎症反応が持続すると慢性疾患の原因となることがある。
- 酸化的ストレス: 過剰な活性酸素の存在は酸化的ストレスを引き起こし、さまざまな疾患のリスクを増加させる。
- 免疫機能の低下: 活性酸素は免疫細胞に損傷を与え、免疫機能の低下を招く可能性がある。
- 加齢: 活性酸素は細胞や組織の老化に寄与し、早期老化の原因となることがある。
- 発発がん: 活性酸素は遺伝子変異を引き起こし、がんのリスクを増加させる可能性がある。
- 心臓疾患: 活性酸素はLDLコレステロールの酸化を促進し、動脈硬化や心臓疾患の発症に関与する。
- 神経疾患: 活性酸素は神経細胞にダメージを与え、神経変性疾患の進行を促進する可能性がある。
- 骨粗鬆症: 活性酸素は骨組織に損傷を与え、骨粗鬆症のリスクを高めることがある。
- 肌の老化: UV線など外部の活性酸素源は肌の老化に寄与し、しわやシミを引き起こす。
- 毒性物質代謝: 活性酸素は毒性物質代謝に関与し、有害な代謝生成物を産生する可能性がある。
※ChatGPTより
抗酸化作用があるとされる成分一覧
抗酸化作用があるとされる成分で、効果が高いとされる「上位10位」を順番に並べると以下になります↓↓↓
- アスタキサンチン – 赤い藻や海洋生物に存在し、非常に強力な抗酸化作用を持つ。
- クルクミン – ウコンに含まれ、抗酸化と抗炎症作用がある。
- レスベラトロール – 赤ワイン、ぶどう、ピーナッツに存在し、心臓保護効果があると言われている。
- カテキン – 緑茶に多く含まれ、抗酸化と免疫強化効果がある。
- ビタミンC – シトラスフルーツや野菜に含まれ、抗酸化作用で知られている。
- ビタミンE – トコフェロールとして知られ、主に脂溶性の抗酸化物質。
- セレニウム – ナッツ、穀物、魚に含まれ、抗酸化効果を持つミネラル。
- グルタチオン – 体内で生成され、細胞保護と解毒に役立つ。
- レトルノール – ビタミンAの形態で、視覚機能と免疫システムのサポートに寄与。
- ポリフェノール – 一般的に果物、野菜、茶などに含まれ、抗酸化作用が高い。
※ChatGPTより
合わせて読みたい
この順位でも「アスタキサンチン」が1位になっています。
アスタキサンチンとは?
アスタキサンチンは、天然の「カロテノイド色素」で「強い抗酸化作用」を持つことで知られています↓↓↓
参考:Amazon.co.jpで「アスタキサンチン」を検索
参考:楽天市場で「アスタキサンチン」を検索
参考:iHerbで「アスタキサンチン」を検索
アスタキサンチンは、魚の赤い色やフラミンゴ、エビ、サケなどの生物の赤い色の主要な色素でもあります。
アスタキサンチンの効果は抗酸化作用だけでなく以下も上げられます↓↓↓
- 抗酸化作用: アスタキサンチンは強力な抗酸化物質で、細胞や組織を酸化ストレスから保護し、活性酸素種の損傷を軽減する。
- 皮膚保護: 紫外線からの皮膚保護効果があり、日焼けやシミの予防に寄与する。
- 眼の健康: アスタキサンチンは眼の網膜や水晶体に有益で、加齢黄斑変性症などの眼の疾患リスクを低減する。
- 抗炎症作用: 炎症反応を抑制し、慢性炎症関連の疾患の予防に寄与する。
- 運動パフォーマンス向上: 筋肉疲労を軽減し、持久力を向上させる可能性がある。
- 心臓血管保護: 心臓血管の健康に寄与し、動脈硬化の予防に役立つ。
- 免疫システムの支援: 免疫機能を向上させ、感染症への耐性を高める可能性がある。
- 脳の健康: 脳の酸化ストレスを軽減し、認知機能の維持に寄与する。
- 関節炎症の緩和: 関節炎の症状を軽減し、関節の柔軟性を向上させる。
- 緊張やストレスの軽減: 精神的なリラックスやストレス軽減に寄与する可能性がある。
※ChatGPTより
美容目的以外にも、多くの恩恵が受けらえることがわかります。
アスタキサンチンサプリの選び方
アスタキサンチンのサプリメントの原材料を見ると「何から作られたのか(由来)」の違いがあることに気づきます。
例えば、上記だと「ヘマトコッカスプルビアリス由来」です。
他には以下があります↓↓↓
- ハエクスタンサ・プルヴィアリス
- ハエクスタンサ・ゼアランディカ
- ペヨテンテス・ハエクスタンサ
- プラクティスツエラなど
その他に「合成アスタキサンチン」というのもあります。
材料による効果の違いは明確でありませんが、とりあえず「日本製(日本サプリ)は避ける」ということは覚えておきます↓↓↓
最終的に「天然由来」か「合成」かという選択になると思いますが、どちらも一長一短なので「どちらでもいい」という意見が多いようです。
となると、後は「クチコミ」になるわけですが、だったら世界一売れている「California Gold Nutrition」のアスタキサンチン(上記写真)になるかなと↓↓↓
参考:Amazon.co.jpで「アスタキサンチン」を検索
参考:楽天市場で「アスタキサンチン」を検索
参考:iHerbで「アスタキサンチン」を検索
California Gold Nutrition(カリフォルニアゴールドニュートリション)は、iHerbのプライベートブランドです。
iHerbが「これは良い!絶対売れる!」という商品の権利を買い取って商品化しているので「間違いない」となります。
かつ、量産するので「安い」ので「コスパ世界一」です↓↓↓
California Gold Nutrition(カリフォルニアゴールドニュートリション)のアスタキサンチンは「AstaLif®(アスタリフ)」というアイスランド産高純度アスタキサンチンを使用しています。
アスタキサンチンが最強ではない?
出典:J Ethnopharmacol.2004 Sep;94(1):67-75
上記は「抗酸化力ピラミッド」と呼ばれるものです。
上に行くほど抗酸化力が高くなります。
アスタキサンチンは「カロテノイド」の一種なので、このピラミッドの「真ん中あたり」になります。
ただ、このピラミッドの内容はChatGPTの情報と異なるので「どっちが正解なんだろう」ということろですね。
一部では、アスタキサンチンの抗酸化力は「ビタミンCの6000倍」「コエンザイムQ10の800倍」と言われていますが、こういう数字は「検証実験の方法によって異なる」結果です。
例えば、上記の数字だと「一重項酸素における抗酸化力」です↓↓↓
≫ 紫外線対策に効く 赤いビタミン”アスタキサンチン”
例えば「スーパーオキサイドアニオン(スーパーオキシド)」における実験では「アスタキサンチンの抗酸化力はビタミンCの200~400倍」だったりするので数字に踊らされないように気を付けましょう。
「6000倍」という言い方をするのは「アスタキサンチンサプリを売りたい人」で、「抗酸化」で考える場合は後者の方を優先すると良さそうです。
その実験だと「スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)」の抗酸化力は「ビタミンCの8,000~56,000倍」とされています。
なので、アスタキサンチンの抗酸化力は「最強ではない」ことがわかります。
とは言え、アスタキサンチンはアスタキサンチンで摂るメリットもあるので「要勉強」ですね。
活性酸素それぞれの対策まとめ
- スーパーオキシド→SOD
- 過酸化水素→カタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼ+グルタチオン
- ヒドロキシラジカル→グルタチオン、ビタミンC・E、βカロチン、ポリフェノール類
- 一重項酸素→α-カロチン、βカロチンなどのカロテノイド類(アスタキサンチンも含む)
・・・というのは覚えておいた方が良さそうですね↓↓↓
≫ 活性酸素の種類
参考:Amazon.co.jpで「アスタキサンチン」を検索
参考:楽天市場で「アスタキサンチン」を検索
参考:iHerbで「アスタキサンチン」を検索
ちなみに、最近は「キノコ」の力も勉強し始めてます↓↓↓
以上です。
Byさちお
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この記事を書いた人
ブログ24年/美容15年/育毛研究13年/ゆる筋トレ5年/46歳/東京/独身/テレビ出演7回/雑誌掲載7回