<目次>
美容や健康のために「サプリメント」を飲んでいる人は多いと思いますが、日本のサプリメントにイマイチ効果を感じない理由と副作用が置きない理由をご存知でしょうか。
サプリメントとは?
サプリメントとは、普段の食事で足りない栄養素や補うことのできない栄養素を補助するものです。
サプリメントには、錠剤・カプセルタイプ、パウダータイプ、液体タイプのものがあります。
錠剤のビタミン系のサプリメントがわかりやすいですが、「プロテイン」もタンパク質のサプリメントです↓↓↓
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サプリメントは生活において欠かせないものになってきています。
日本サプリメントと海外サプリメントの違い
美容家の多くは日本製ではなく海外サプリメントを利用します。
その理由は「品質」と「効果」、「価格」と「コストパフォーマンス」です。
日本のサプリメントは質が悪く効果が薄いのに高額なのが特徴です。
それに対し海外サプリメントは、効果があって低価格なのが特徴です。
日本サプリメントは海外サプリメントより効果が1/10で価格が10倍とも言われています。
そもそも日本サプリメントは「健康補助食品」で、あくまでも「食品」になります。
「食品」での美容効果は「たかが知れている」でしょう。
また「品質」においても、日本サプリは競争率が低いため質にこだわらなくてもCMを打てば売れる現状があります。
日本サプリは、サプリメントの質にお金をかけるより、CMなどの広告費にお金をかけます。
なので、コンビニやドラッグストアで買えるサプリメントは損でしかないです。
100円ショップで買えるものなど「論外」になります。
それに対し、海外サプリメントは医療費が高額のため薬が買えない人のために「医薬品補助(予防)」としてあります。
ですので、日本サプリと海外サプリでは効果も目的も大きく異なります。
そんな日本サプリメントが問題にならないのは、日本人がサプリメントに対して無知なのと無関心なのが理由でしょう。
実は以前に大問題になってました
このグラフは、2006年に放送されたとあるTV番組内のものです。
日本のサプリメント会社18社の製品を分析して「表記通りの成分量が含まれているか」を表したグラフです。
見てわかるように、日本のサプリメントメーカー18社中18社が虚偽記載を行なっていたという結果になってます↓↓↓
≫ 僕が日本のサプリメントを懸念する理由と『健康補助食品』のカラクリ
その中でもG社が最も酷い結果です。
そして、それを高額で売りつけるという状況でした。
この番組がきっかけになったのか、現在では大手サプリメントメーカーしか生き残っていないです。
しかし、問題なのは「この18社の中に大手メーカーも含まれている」ということです。
それでも大手が生き残れた理由を考えたいですね。
大手サプリメントメーガーが潰れない理由
それは単純に「売れるから」です。
何故売れるのか?
まず、上記の事実を大半の人は知らないと思います。
それを知っていれば購入を躊躇するでしょう。
そして、日本人特有の気質である「みんなが買うから」という考え方。
そして「人気のある有名人」を起用したCM、「なんとなくいい」などの擦り込み、「大手だから大丈夫だろう」と思う無関心さなど。
日本サプリメントを選んでいる人の動機のほとんどは、それに当てはまると思います。
サプリメントは「効果」と「実感」で選ぶべきです。
日本サプリメントに効果が無い理由
そもそも、何故そういう状況が”まかり通る”のでしょう。
表記通り配合されていないのなら”詐欺”ではないかと思ってしまいます。
実は、日本の法律には”抜け穴”があるんですね。
平成27 年4月1日に施行された食品の表示に係る規定を一元化した「食品表示法」というのがあります。
そこには「食品表示基準に規定する”許容差の範囲”」があります。
例えば、「ビタミンC」などの水溶性であれば許容差の範囲が「-20% ~ +80%」です。
つまり、表記上が「ビタミンC:200mg」としてても中身は160mgでもOKということになります。
「ビタミンA」などの脂溶性であれば許容差の範囲が「-20% ~ +50%」です。
タンパク質・脂質・炭水化物等は「±20%」です↓↓↓
≫ 栄養成分表示ハンドブック
しかし、あくまでも「許容差」であるので”意図的”に狙うとなると「悪意」としか考えられませんね。
また「品質(ランク)」でもコストを落とすことが可能です。
例えば「牛肉」で考えるとわかりやすいのですが、同じ牛肉でも「松坂牛」と「近所のスーパーの激安肉」では質(ランク)も違えば価格も違います。
それと同様に、サプリメントに使用する原材料にもランクがあり原価も異なります。
美容液などもそうですが、「原材料の品質においては表記の義務がない」のが日本の現状です。
そこで問題です・・・
『あなたが人の健康より”お金儲け”を優先するならどうしますか?』
とは言うものの、さすがに大手メーカーはそんなことはしないだろうと思う人もいると思います。
では、先ほどのテレビ番組の話を思い出してください。
「大手メーカーを含む18社中18社が虚偽記載」をしてるのが日本サプリメントです。
また、サプリメントは”推奨摂取量”をしっかり摂取し”推奨摂取期間(3ヶ月以上)”継続することが推奨されます。
推奨量を守っていてるつもりでも、そのサプリメントに推奨量含まれていないのであれば実感は難しいでしょう。
少ない量でももっと長期間続ければ実感できるかも知れませんが、それまでに大半の人が「効果がない」と利用を辞めていることでしょう。
サプリメントの効果を実感する前に辞めてしまう人が多いので「よくわからない」まま終わってしまうのも情報不足の原因です。
ちゃんとした日本サプリメントもある
僕も海外サプリメントを中心に利用しています。
日本サプリメントも色々体験してきましたが、大手を含め実感することは「ほぼ」無いです。
「ほぼ」なので、日本サプリメントの中にも”ちゃんと実感がある”メーカーもあります。
今まで体験した日本サプリの中で1~2社くらいですね。
どこのメーカーなのかは書きませんが、コンビニやドラッグストアで買えるメーカーではないです。
それでもやはり安くはない(むやみな高額でもない)です。
あるいは、日本サプリでもスポーツ系ブランドのアミノ酸系サプリであれば問題ないかと思います。
海外サプリメントが安い理由
海外サプリメントが、「効果があるのに安い」ことに疑問を持つ人もいるでしょう。
海外の場合、量産のコストが低く、消費者も多いので安価での流通が可能です。
国も大きく利用者も多いので、競合も多く、よくない商品は売れずに消えていきます。
なので、日本サプリのように効果なくてもCMなどで認知度が高ければ売れるということがありません。
効果が高く安価なものだけが支持されるようになります。
そもそもサプリメントは安いものです。
ただ日本サプリが高額なだけです。
それが「日本サプリメントの闇」です。
「海外サプリは危険」なの?
日本では「海外サプリは危険」「海外サプリは日本人の体に合わない」とよく言われます。
確かに海外サプリは「難しい」ですが、ちゃんと勉強すれば問題なく続けられます。
ちゃんと容量を守れば、日本人の体に合わないことはないでしょう。(自己責任)
海外にも小柄な人はいますし、日本人のような食生活をしている人もいるでしょう。
ただ、「海外サプリが危険だ」としておけば、日本サプリが売れなくなることはなくなりますね。(闇)
ちなみに、高額な海外サプリメントもあります。
貴重な成分の場合がそうですが、マルチビタミンなど複合形のサプリメントも値段が上がります。
日本のマルチビタミンが安いのが意味がわからなくなります。
日本サプリに副作用が無い理由
日本サプリメントは医薬品ではないので副作用が「ほぼ」ありません。
過剰摂取や、人によっては体質に合わないという場合に症状が現れるかも知れません。
サプリメントの種類にもよりますが、ダイエットサプリの「炭水化物吸収阻害」系などの「体の機能を抑える」ものなど「体の変化」を伴うものは副作用が強くなります↓↓↓
体験して実感したのが「効果のあるものには同等の副作用がある」ということ。
日本サプリメントには効果がありませんので副作用がありません。
「体の変化」が起こるものであれば「食品」ではなく「医薬品」になってしまいます。
日本では、「サプリメントで痩せる」自体がNGなのです。
つまり、日本のダイエットサプリは飲んでも意味がありません。
日本のダイエットサプリで痩せられた人はサプリ無しでも痩せられると思います。
それはサプリの効果ではなく「思い込み(プラセボ)」の効果です。
とにかく「闇」が深い日本の美容業界
サプリメントに限らず、日本の美容業界には闇が渦巻いています。
まだまだ知らないことがあるかもしれません。
美容エステもしかり、育毛業界もしかりです。
いずれも少し勉強すればわかることで、しっかり意識しながら体験すれば真実もわかります。
良いことも悪いことも知ると視野が広がるので美容も楽しくなると思います。
参考にしてみてください。
以上です。
Byさちお
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この記事を書いた人
ブログ24年/美容15年/育毛研究13年/ゆる筋トレ5年/46歳/東京/独身/テレビ出演7回/雑誌掲載7回