<目次>

「NMN」サプリが気になっている人は、今も少なくないと思います。
一時期は「若返りサプリ」として注目され、テレビやネット広告で見かける機会も増えました。ただ、その後に「情弱ビジネス」とわかり、その注目は一気に覚めてしまいました。
しかし、それでも「サプリで若々しくありたい」「年齢に抗うケアをしたい」と考える人が減ったわけではありません。
だからこそ今、どんな成分を選ぶか以前に、どんなブランドを知っておくかこの視点がとても重要になっています。
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今回は、抗老化・アンチエイジング分野に特化した海外ブランド「ProHealth Longevity(プロヘルス ロンジェヴィティ)」さんについて整理しつつ、僕が実際に選んだサプリと、その考え方をまとめていきます。
※案件ではありません。(自腹)
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(※ここに動画埋め込み)
NMNサプリはインチキ?情弱ビジネスと言われる理由

まず大前提として、NMNは「無意味な成分」ではありません↓↓↓
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マウス実験レベルでは有望な結果もあり、安全性についても一定の確認はされています。ただし、人間での長期的・明確なエビデンスはまだ不足しているというのが、世界的に見た現在地です。
問題なのは、日本のサプリ市場の構造です。
日本では医薬品以外で「効果」を強くうたうことができず、サプリはあくまで食品扱いになります。その結果…
❌ 原料規格がはっきりしない
→ 原料の由来や製造規格が明示されていないケースが多いです。どこで、どんな基準で作られたのか分からないものは、抗老化目的では正直選びにくいです。
❌ 含有量が極端に少ない
→ 配合されている成分量が、研究データと比べると明らかに少ない場合もあります。「入っている」だけで、体感や意味があるかは別問題です。
❌ 高含有を謳っていても品質が伴わない
→ 数字だけ大きく見せていても、精製工程や安定性が低ければ意味はありません。量よりも“中身”が重要です。
❌ 「高純度」という曖昧な表現
→ 高純度という言葉は便利ですが、具体的な数値や測定方法が書かれていないことも多いです。言葉だけが一人歩きしているケースも見かけます。
❌ 高純度=高品質ではないというカラクリ
→ 純度が高くても、不純物管理や製造ロットの安定性が甘ければ品質は担保されません。抗老化系サプリは特にこの差が出やすいです。
❌ 品質より広告が優先されがち
→ 成分やエビデンスよりも、派手な広告や煽り文句に力を入れている商品も少なくありません。長期で続ける前提なら、ここは慎重になりたいところです。
❌ 専門家ではないインフルエンサー商品が売れてしまう現実
→ 医師や研究者ではない炎上系YouTuberの商品が注目されることもありますが、発信力と品質は別物です。体に入れるものだからこそ、冷静な視点が必要だと僕は思います。
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こういったNMNサプリが高額で販売されるケースが後を絶ちません。
本来、NMNは「1本で数万円する魔法の成分」でもなければ、「数週間や1ヶ月で若返るような成分」でもありません。
NMNは体内の代謝やエネルギー産生に関わる仕組みの一部にアプローチする成分であり、その特性上、短期間で劇的な変化を期待するものではありません。
それにもかかわらず、仕組みや限界を知らないまま高額な商品を選んでしまう人が多い。短期間で若返ったかのような印象を与える過剰なPRを信じてしまう人が多い。
これが、NMNがいわゆる「情弱ビジネス」と言われてしまう大きな理由です。
それでもNMNを試したいなら!選び方と注目サプリ

僕自身はNMNサプリにまったく興味はありません。
ですが、「それでも試してみたい」という人がいるのも事実です。例えば、僕がその立場なら、選び方には最低限の基準を設けます↓↓↓
🌍 日本製ではなく海外製
日本国内のNMN市場も、品質よりもマーケティングが先行しているケースが多いのが正直なところです。一方、海外では研究背景や原料規格を前提に製品化されているものが多く、価格と品質のバランスも比較的健全です。
🔬 原料・製造背景がはっきりしている
NMNは原料の規格や製造工程で品質差が大きく出る成分です。「高純度」という言葉だけでなく、原料の由来や製造プロセスが開示されているかは重要な判断材料になります。
🏷️ 信頼できる実績あるブランド
抗老化系サプリは短期間で評価できないジャンルです。だからこそ、長年この分野に取り組み、専門性と実績を積み重ねてきたブランドかどうかを重視しています。
👅 可能であれば舌下(トローチ)タイプ
NMNは消化管で分解されやすい特性があるため、舌下でゆっくり溶かすタイプの方が理論的にはロスを抑えやすいと考えられます。必須ではありませんが、選べるなら優先したいポイントです。
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この条件を満たすなら、候補に挙がるのが今回の「ProHealth Longevity(プロヘルス ロンジェヴィティ)」さんのNMNです↓↓↓
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このブランドは、NMNブームに便乗して登場したメーカーではありません。ProHealth Longevity(プロヘルス ロンジェヴィティ)は、抗老化・ロングライフという分野に長年向き合ってきた専門ブランドです。
世界的に評価の高いNMN原料であるUthever®を採用。原料規格や製造背景が明確で、信頼性を重視した設計が特徴、どの原料を、どんな思想で使うかを重視しているのが、ProHealth Longevity(プロヘルス ロンジェヴィティ)が評価されている理由です。
僕はNMNを選びませんが、選ぶならここを基準にしたい。そのくらいの距離感で見ています。
抗老化・アンチエイジングはNMNだけじゃない
「抗老化サプリ」というと、どうしてもNMNだけに注目されがちです↓↓↓
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ですが、実際には老化に関わる仕組みは一つではありません。考え方としては、少なくとも以下のような系統があります↓↓↓
▶️ ミトコンドリア系
エネルギー生産力を底上げし、日中のスタミナや回復力につながる領域。
代表成分:CoQ10、L-カルニチン、ALA(αリポ酸)、PQQ、ウロリチンA
▶️ サーチュイン遺伝子系
「長寿遺伝子」と呼ばれる仕組みをサポート。
代表成分:レスベラトロール、NMN、NR
▶️ テロメア保護系
細胞の寿命そのものに関わる視点。
代表成分:アストラガルスエキス、TA-65
▶️ 炎症抑制系
加齢とともに増えやすい慢性炎症へのアプローチ。
代表成分:オメガ3、クルクミン、ケルセチン
▶️ 細胞クリアランス系(オートファジー)
不要になった細胞内物質を処理する仕組み。
代表成分:スルフォラファン、緑茶カテキン、スペルミジン
▶️ 栄養感受性調整系
摂った栄養をうまく使える体に整える。
代表成分:ベルベリン、クロム、αリポ酸
▶️ ホルモン調整系
年齢とともに変化するホルモン環境をサポート。
代表成分:DHEA、マカ、トンカットアリ
▶️ メンタル・神経保護系
脳や神経の老化、ストレス対策。
代表成分:ホスファチジルセリン、GABA、アシュワガンダ
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NMNは、抗老化成分の中でも「サーチュイン遺伝子系」に属する選択肢のひとつです。ただし、同じ系統には「レスベラトロール」という別の選択肢もあります。
ただし、レスベラトロールもまた「若返り」においては、人間でのエビデンスが十分とは言えない成分です。それでも注目され続けている理由は、NMNにはない多機能性と汎用性の高さにあります。
また、「若さ」と言っても、エネルギーなのか、炎症なのか、回復力なのか。今の自分に何が足りていないかで、選ぶ成分は変わります。
何をもって「若さ」と言うか?ですね。
例えば、僕が考える抗老化サプリの基本設計(組み合わせ)はシンプルです↓↓↓
ここを土台にして、必要に応じて抗老化系サプリを足していく。
ビタミンB群が入る理由は、エネルギー代謝の基礎だからです。どんな抗老化成分も、土台となる代謝が整っていなければ意味がありません。
だからこそ重要なのは、ブランド選びだけでなく、成分の選び方と組み合わせ方。一つに偏るのではなく、自分の状態に合わせて組み立てていく。それが、抗老化サプリとの正しい付き合い方だと僕は考えています。
ProHealth Longevityについてと、僕が選んだ2つの成分
抗老化・ロングライフ系サプリは、「どの成分を選ぶか」以上にどのブランドから選ぶかが重要だと僕は考えています。短期間で結果が出るものではないからこそ、長く信頼できる背景があるかどうかが大切です。
今回選んだのが「ProHealth Longevity(プロヘルス ロンジェヴィティ)」さん↓↓↓
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このブランドは、NMNブームに乗って急に登場したメーカーではありません。アメリカで20年以上、抗老化・細胞機能・ロングライフという分野に専門特化してきた老舗ブランドです。
特徴としては、原料の由来や規格を明確に開示する姿勢、研究データや理論背景を重視した製品設計、そしてUthever®(ユースエバー)など国際的に評価の高い原料を早くから採用してきた実績が挙げられます。
派手な広告は少ないですが、海外では「分かっている人が選ぶブランド」という立ち位置に近い印象です。
抗老化というジャンルは「なんとなく」選んでなんとなく続けても意味がありません。だから僕は、価格や話題性よりも実績と積み重ねのあるブランドを基準にしています。その上で、今回選んだのが以下の2つです↓↓↓
🏅ProHealth Longevity トランスレスベラトロールプラス
🏅ProHealth Longevity ピュアスペルミジン
まだ試していないので体感や効果の話はしません。ここでは「なぜこの成分を選んだのか」という視点に絞って整理します。
レスベラトロールを選んだ理由|抗老化ではなく“美容の軸”として

正直に言うと、レスベラトロールは「若返り」という文脈では、人間でのエビデンスが強い成分ではありません。それでも僕が選んだのは、美容面での汎用性が非常に高いからです↓↓↓
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レスベラトロールは単なる抗酸化成分ではなく、酸化ストレス、慢性的な炎症、血流や巡り、紫外線や生活習慣ダメージなど、美容やエイジングケアの土台に広く関わります。ワイン好きな人に肌がきれいな人が多い、と言われる理由の一つとして語られることが多いのもこの成分です。

だから僕は、レスベラトロールを抗老化サプリとしてではなく、美容サプリの中核として評価しています。
なお、レスベラトロール製品は数多くありますが、信頼性や設計、実績を考えると、ProHealth Longevity(プロヘルス ロンジェヴィティ)さんか Doctor’s Best(ドクターズベスト)さんの二択かな、というのが今の率直な感覚です。
スペルミジンを選んだ理由|オートファジーを学び直すため

スペルミジンは、NMNやNRのように「増やす・補う」アプローチとは違い、不要なものを整理し、細胞環境を整える(オートファジー)という考え方↓↓↓
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この視点は、抗老化というジャンルにおいて非常に重要だと僕は感じています。ウロリチンAやアピゲニンと並び、NMN以外で期待値が高い成分として海外で名前が挙がる理由も、ここにあります。

実は以前にも一度試しています↓↓↓
その時に選んだのは、コスパ重視で知られる California Gold Nutrition(カリフォルニアゴールドニュートリション)の製品でした。「お試し」としては悪くありませんが、重要な成分を深く理解するには少し物足りなさを感じたのが正直なところです。
だから今回は、「もう一度、きちんとした設計の製品で学び直したい」という意図で選びました。スペルミジンは妊活サプリとして知られがちですが、本質はそこではありません。注目されているのは、オートファジー(細胞の掃除・再利用機構)との関係です。
今回は理解を深めるためと、しっかりと体感するための選択。だからこそ、ブランドの背景まで含めて納得できるProHealth Longevity(プロヘルス ロンジェヴィティ)さんを選びました。
最後に、一番大事な話をします
抗老化サプリだけに注目するのは、本質的ではありません。
これは少し厳しい言い方になりますが事実です。人の体は、食べたものでできています。そして、元気になるかどうか、老けるかどうか、寿命が伸びるかどうかは、サプリよりも日々の生活習慣の影響が圧倒的に大きい。
日本人はどうしても、「手軽」「すぐ効きそう」「これだけでOK」といった目先の便利さに手が伸びがちです。
しかし本来、人間のコンディションを支えているのは、バランスの取れた食事、良質な睡眠、適度な運動。いわゆる「食う・寝る・遊ぶ」という、ごく基本的な要素です。
栄養の視点で見ても同じです↓↓↓
- 必須ビタミン
- 必須ミネラル
- 必須アミノ酸
- 必須脂肪酸
これらがまず満たされているかどうか。
それぞれを暗記しよう、という話ではありません。大切なのは「自分はちゃんと意識して補えているか?」という視点です。
たとえば「必須脂肪酸って何?」と感じる段階であれば、正直なところ抗老化サプリに手を出すフェーズではありません。まずは、体をつくる基礎となる栄養がどこから来て、何の役割をしているのかを知ること。その土台があって初めて、抗老化というテーマが意味を持ちます。
サプリは魔法ではなく、理解の延長線上にある“補助輪”のようなもの。基礎が整っていないまま高機能サプリを足しても、期待した結果にはつながりにくいのが現実です。
特に見落とされがちなのが「タンパク質」で、一食あたり15〜20gを毎食、毎日安定して摂れている人は正直かなり少ない。この状態で抗老化サプリに期待するのは、順番が逆です。
土台がガタガタなのに、その上に高額なサプリを積み上げても意味はありません。だからこそ、「若返りたい」という焦りにつけ込まれ、高額サプリや情弱ビジネスに巻き込まれてしまう人が後を絶たないのだと思います。
基本ができていて、そのうえで足りない部分を「後押しする」。それが抗老化サプリの正しい位置づけです。僕がNMNサプリに興味を持たないのも、この考え方があるからです。そこにお金をかけるなら、まずは食事の質、特にタンパク質に投資したい。
極端に聞こえるかもしれませんが、僕の結論はシンプルです。若返りたければ、まずは肉を食え。サプリは、その次です。
以上です。
Byさちお
※尚、こちらはあくまで個人的な感想です。商品のご使用やご購入に関しては、自己責任でご判断いただきますようお願いします。
この記事を書いた人

ブログ24年/美容15年/育毛研究13年/ゆる筋トレ5年/46歳/東京/独身/テレビ出演7回/雑誌掲載7回








