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美容や健康を考えるときに避けて通れないのが「酸化・糖化・炎症」という三大テーマです。この3つは加齢による老化現象の根本原因ともいえるもので、特に酸化はシミ・シワ・疲労感など「老い」と直結しています。
「体が酸化する」とはどういうことなのか、そしてその対策としての抗酸化サプリの役割とは何か。今回の記事ではその仕組みを丁寧に解説しながら、NOW Foods(ナウフーズ)さんのロングセラー「Super Antioxidants(スーパーオキシダント)」を紹介していきます。
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抗酸化サプリは数えきれないほど存在しますが、「これさえあればOK」という万能なものはありません。大切なのは、成分をバランスよく組み合わせ、幅広い角度からサポートすることです。
NOW Foods Super Antioxidantsは、まさにその思想を形にしたサプリで、12種類の抗酸化成分を一度に摂取できる設計になっています。
※案件ではありません。(自腹)
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(動画をここに配置)
「酸化」=「老い」を理解する:活性酸素の正体
「酸化=錆びる」と例えられることがありますが、実際に体が錆びるわけではありません。その正体は「活性酸素」です。
「呼吸」で取り込んだ酸素の一部は、不安定な分子に変化して活性酸素になります。これは本来、細菌やウイルスを攻撃する防御機能ですが、過剰になると健康な細胞まで攻撃してしまいます。その結果、DNAや脂質、タンパク質を傷つけ、老化や病気の引き金となるのです。
✅活性酸素(Reactive Oxygen Species, ROS)は、呼吸で酸素を使う過程の副産物として出る
✅普段は体の抗酸化能(酵素、防御物質など)が処理してバランスを保ってる
✅でもストレス、紫外線、喫煙、加工食品、激しい運動などで過剰になると「酸化ストレス」となる
✅酸化ストレスが続けば、タンパク変性、脂質過酸化、DNA損傷、ミトコンドリア障害……と老化が加速
つまり、息をするだけで少しずつ酸化は進み、ケアを怠れば「老け」が加速するのです。
若いうちは体内に抗酸化酵素や補酵素、各種栄養が豊富だから多少の酸化は吸収できます。しかし、年齢が上がるにつれてその緩衝力は落ちていくため、30代以降はインナーケア(抗酸化補助)が重要になります。
✅ ビタミン系
- レモン・オレンジ・キウイ(ビタミンC)
- アーモンド・ヘーゼルナッツ(ビタミンE)
✅ポリフェノール系
- 緑茶(カテキン)
- 赤ワイン・ぶどう(レスベラトロール、プロアントシアニジン)
- ブルーベリー・ビルベリー(アントシアニン)
- カカオ(カカオポリフェノール)
✅カロテノイド系
- トマト(リコピン)
- ニンジン・カボチャ(βカロテン)
- 鮭・エビ(アスタキサンチン)
✅その他の抗酸化成分
- ターメリック(クルクミン)
- 生姜(ジンゲロール、ショウガオール)
- ニンニク(アリシン)
こういった食材を「毎日」「適量」取り入れることができれば理想ですが、実際には経済的にも手間的にも難しいですよね。そこで、サプリメントを活用して効率よく抗酸化ケアを取り入れることが現実的な方法だと思います。
抗酸化サプリの役割と限界
出典:J Ethnopharmacol.2004 Sep;94(1):67-75
抗酸化サプリを理解するには「段階ごとの働き」と「役割の違い」を知っておく必要があります↓↓↓
第1層:基礎成分(守りの土台)
まずはここから。体の抗酸化システムを支える最低限の基盤です。毎日の食事で摂ることが理想ですが、意外と不足しやすいのが現実です。
第2層:身近な抗酸化成分
食事で意識しやすい段階です。彩り豊かな野菜や果物、飲み物に多く含まれる成分で、毎日の食生活に取り入れやすい抗酸化成分です。
第3層:強力サポート成分
食品の抗酸化力を超えた、濃縮パワーのイメージです。日本人が注目するアスタキサンチンはこの段階で中堅クラス。より強力に抗酸化をサポートします。
第4層:体内エネルギー系・再生サポート
加齢とともに体内量が減るため、サプリで補う意味が大きくなります。エネルギー産生や細胞の再生を助ける役割があります。
第5層:最上位・酵素系抗酸化
体内で働く「抗酸化システムの王様」です。グルタチオンペルオキシダーゼはサプリで直接摂取するのは難しいため、セレンやグルタチオンを補うことで間接的にサポートするのが現実的です。
さらに、酸化を「防ぐ成分」と「修復する成分」があり、それぞれの役割は異なります。そのため単一成分ではなく複数を組み合わせることこそが正しい抗酸化アプローチになります。
酸化を「防ぐ」成分と「修復する」成分
酸化を「防ぐ」成分と「修復する」成分には、それぞれ異なる役割があります。
前者は文字通り体を「攻撃」から守る盾のような存在で、後者は酸化で受けたダメージを体内で「整える」役割を持つ、いわば体のメンテナンス隊のような存在です。
この2種類をバランスよく取り入れることが、酸化ストレスに負けない体を作る鍵となります。
酸化を「防ぐ」成分
こちらは文字通り、活性酸素などの攻撃から体を守る成分です。酸化反応の進行を抑えることで、細胞や組織へのダメージを未然に防ぎます↓↓↓
- ビタミンC・ビタミンE
- ポリフェノール(カテキン、レスベラトロールなど)
- フラボノイド(アントシアニン、リコピン、βカロテンなど)
- カロテノイド(アスタキサンチン、ルテインなど)
- 植物性抗酸化成分(シリマリン、ウコンなど)など
酸化を「修復する」成分
こちらは体内で酸化ストレスを受けた分子や酵素を回復させるサポートをする成分です↓↓↓
ポイントは、「防ぐ」と「修復する」をセットで考えることです。防ぐだけでは酸化の蓄積を完全に抑えられず、修復のサポートがあることで体内の抗酸化システムを回転させ、結果的に酸化ダメージを最小化できます。
そうなると、防ぐ成分も修復する成分もあれこれ摂らなければいけなくなり、どれを組み合わせればいいのか迷ってしまいます。
そんな人にこそ、今回の「NOW Foods Super Antioxidants」はぴったりです。12種類の成分がバランスよく配合されているため、体の抗酸化システムを幅広くサポートし、複雑な組み合わせを考えずにまとめて補うことができます。
NOW Foods Super Antioxidantsの特徴と成分解析
NOW Foods Super Antioxidants(ナウフーズ スーパーオキシダント)の魅力は、12種類の成分を一度に摂れる包括性にあります↓↓↓
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「Antioxidants(オキシダント)」とは「抗酸化物質」のことです。
一見すると、抗酸化力の強い成分だけで構成されているのかと思いきや、このサプリにはそれ以外の成分もバランスよく組み合わされています↓↓↓
配合成分と期待できる働き
- 緑茶エキス:抗酸化、脂肪代謝サポート
- ウコン根エキス:抗炎症・肝機能保護
- オオアザミ:肝臓サポート
- ケルセチン:抗アレルギー、血管強化
- ブロメライン:消化補助、炎症緩和
- ブドウ種子エキス:ポリフェノール豊富、血流改善
- ローズマリー:抗酸化、集中力サポート
- イチョウ葉エキス:脳機能・血流改善
- ショウガ根:抗炎症・冷え改善
- サンザシエキス:心血管サポート
- クランベリー20mg:泌尿器サポート
- ビルベリー20mg:眼精疲労ケア
その理由のひとつは、酸化は炎症やアレルギー反応によっても誘発されるためです。
体内で活性酸素が発生するのは単に呼吸や代謝の過程だけではなく、慢性的な炎症や免疫反応の影響も大きく、酸化ストレスは多方面から体を攻撃します。
そのため、この12種類の成分は、単なる「酸化防止」だけでなく、炎症や過剰な免疫反応も含めた体内環境全体を整えることを意図して配合されていると考えられます。
例えばウコンやブロメラインは炎症抑制にも働き、緑茶カテキンやブドウ種子エキスは血管や細胞の酸化ストレスに対する防御力を高めます。ローズマリーやオオアザミ、イチョウエキスなども抗酸化だけでなく細胞の再生や代謝サポートに寄与します。
つまり、このサプリは抗酸化だけでなく、炎症や細胞ストレスに対する総合的なサポートを狙った配合になっており、単一の成分を追いかけるよりも効率的に体全体を守ることができる設計になっているのです。
実際に試した感想
NOW Foods Super Antioxidants(ナウフーズ スーパーオキシダント)を飲み始めて約2週間が経過しました。
まず前提として、抗酸化系のサプリメントは即効性を感じにくいもので、数か月単位で続けてやっと実感できるものです。ただし、これまでほとんどケアをしてこなかった人には、体感がある場合もあります。
僕自身は現在も複数の抗酸化系サプリを併用しているため、このサプリ単体を1本飲み終えたとしても、劇的な変化を感じることはないでしょう。今回は「体感レビュー」ではなく、試して気づいたことやわかったことを中心にまとめます。
NOW Foods Super Antioxidants(ナウフーズ スーパーオキシダント)は、iHerbの抗酸化サプリ部門でランキング1位、発売から18年以上のロングセラーという実績があります。一方でレビュー数は約2,500件と意外に少なめです。ただし、★評価は4.7で、直近1か月の販売数も約1,000個と好調なので、「売れていない」わけではありません。むしろ、実感がしにくいことや評価が難しい製品特性が理由だと思われます。
配合成分についても、成分ごとに見ると十分な量が入っているものもありますが、全体的には控えめに設計されている印象です。つまり、いわゆる「強烈に効く抗酸化成分をギュッとまとめたサプリ」ではなく、あらゆる角度から体をサポートする成分を最低限担保できるベースサプリです。
こちらの部分を数字で表すと、ざっくり以下のように整理できます。iHerbやサプリメントの一般的な推奨摂取量と比較したイメージです(あくまで参考目安)↓↓↓
- シリマリン(オオアザミエキス):100mg配合
→ 肝臓サポートとしては最低限。一般的にサプリで推奨される200~300mgに対して約 1/2~1/3 程度。 - アスタキサンチン(カロテノイド系):配合量はサプリ全体の中堅レベル(非公開だが典型的サプリで4~6mg程度を想定)
→ 日本人が注目する量に比べて 約中間クラス。単体での抗酸化効果は控えめ。 - 緑茶カテキン(緑茶エキス)&ブドウ種子エキス:緑茶エキス200mg、ブドウ種子エキス30mg配合
→ 緑茶カテキンで推奨量は300~400mg、ブドウ種子ポリフェノールは50~100mgが目安なので、どちらも 約半分程度。
数字でまとめると、「どの成分も単体で十分量ではないが、組み合わせることで総合的な抗酸化サポートになる」という位置づけが分かりやすくなります。
さらに、このサプリにはビタミン・ミネラル系は含まれていません。つまり、「これ一つで完璧」ではなく、「抗酸化を気にする人が摂っておきたいあらゆる角度をサポートするためのベース」として設計されているのです。
物足りなさを感じる人は、摂りすぎに注意しながら他のサプリを組み合わせるのがオススメです。僕なら以下をプラスします↓↓↓
- NAC(グルタチオン生成サポート)
- レスベラトロール(ポリフェノール系抗酸化)
- タイムリリース型ビタミンC(持続的に抗酸化補給)など
個人的には、肝臓サポートをシリマリンからNACに少しずつ移行しようと考えていたので、このサプリはちょうどよいベースになっています。シリマリンだけでなく、少量でも摂っておきたい成分がバランスよく含まれているため、棚にあるサプリボトルの本数を減らすこともできます。
結論としては、「これ一つで完結」ではなく、「基盤としてこれを飲み、必要に応じて他のサプリを足す」のがベストな使い方だと思います。
まとめ
抗酸化ケアは単一の成分で解決できるものではなく、組み合わせとバランスが大切です。NOW Foods Super Antioxidants(ナウフーズ スーパーオキシダント)は、12種類の抗酸化・抗炎症成分をバランスよく配合し、全身のエイジングケアを支えてくれるサプリです。
- 抗酸化成分を網羅的に摂れる
- マルチビタミンとの相性が良い
- 18年以上続くロングセラーで信頼性が高い
「抗酸化に興味はあるけど、どれを選べばいいのかわからない」という方にとって、まず試すべき“最適解”のひとつだといえます↓↓↓
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以上です。
Byさちお
※尚、こちらはあくまで個人的な感想です。商品のご使用やご購入に関しては、自己責任でご判断いただきますようお願いします。
この記事を書いた人

ブログ24年/美容15年/育毛研究13年/ゆる筋トレ5年/46歳/東京/独身/テレビ出演7回/雑誌掲載7回