<目次>
乾燥の季節に活躍するドイツ生まれの保湿剤「ニベア」ですが、男性向けに開発された「ニベアメン クリーム」を試してみたので通常ニベアとの違いや使い方、男性におすすめなのか参考にしてみてください。
ニベアは「ドイツ生まれ」です
日本でも昔からドラッグストアなどにあるニベアですが、その発祥は日本ではなく「ドイツ」です。
ニベアが誕生したのは1911年で、すでに100年以上の歴史があります。
ニベアを開発したのはドイツの衣料品メーカー「バイヤスドルフ」社です。
1971年に日本の「花王」さんとの合併で設立された「ニベア花王」さんが日本版ニベアを販売しています↓↓↓
≫ ニベア花王Wikipedia
ニベアシリーズ
日本版ニベア(通常)には、以下のラインナップがあります↓↓↓
- リップケア
- 日やけ止め〔顔・からだ用〕
- ボディケア
- ボディケア
- 洗顔料
- 全身洗浄料・洗浄用具
- 制汗・デオドラント剤
メンズ向けのラインナップは以下↓↓↓
- 洗顔料
- 化粧水・乳液・クリーム
- リップケア
- シェービング
- ボディケア
思っていた以上の商品展開に驚きますが、ニベア好きさんには嬉しい展開ですね↓↓↓
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ニベアの特徴であり難点「鉱物油」
ニベアクリームは、その「保湿力」が人気の理由です。
しかし、その保湿成分は「ミネラルオイル」や「ワセリン」など「鉱物油(石油)」由来の成分です。
鉱物油由来成分のメリットは「保湿力」と「肌に浸透しない」ことですが、良くも悪くも「蓋をするだけ」です。
肌が乾燥するからと鉱物油で蓋をしても、肌が乾燥する原因(バリア機能の低下など)の解決にはなりません。
それどころか、外部からの水分や補修成分なども遮断するために悪化させる場合があります。
また、鉱物油は「洗っても簡単に落ちない」ので保湿が持続するのですが、紫外線で酸化しやすいので肌に残るとリスクに変わります。
なので、使用は「夜のみ」で「朝に頑張って落とす必要がある」のです。
鉱物油は「悪」とまでは言いませんが、ただただ面倒なので僕はよっぽどで無い限りは使いません。
男性向け「ニベアメン クリーム」
そんなニベアに男性向けの商品があります。
この「ニベアメンクリーム」が誕生したのは2017年くらいのようです。
すでに5年以上が経過しています。
Amazon.co.jpの口コミ評価では、1,808レビューで星4.3と高評価ですね。
ニベアメンクリームには、グリセリン(うるおい成分)が配合配合されています。
通常版にもグリセリンは配合されていますが、ニベアメンは成分表示の順番が水の次になっています。
ニベアメンクリームは、ベタつかず、肌にスーッととなじむのが特徴です。
後ほど、通常ニベアとの違いを検証しますね。
ニベアメンクリームは、顔や首元、体、手、足など、全身のカサつきが気になる部分に使えます。
「微香料」です。←ここ注目!!
ニベアメン クリームの内容成分
水、グリセリン、ミネラルオイル、変性アルコール、ステアリン酸、 ワセリン、ステアリルアルコール、ステアリン酸グリセリル、セタノール、水添ココグリセリル、ジメチコン、カルボマー、水酸化Na、酢酸トコフェロール、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
引用:商品ページ
ニベアメン クリームの使い方
ニベアメン クリームは、お風呂上がりなど清潔な状態で乾燥が気になる場所に適量塗布します。
全身に使用できますが、顔への使用は避けたほうがいいと思います。
肌荒れや肌の乾燥がひどい場合は、先にバリア機能を回復させてから使用したほうがいいです。
鉱物油(ニベア)は、あくまでも「蓋をするだけ」です。
カサカサの上から塗っても仕方がありません。
あらかじめ化粧水で水分を補い、美容液で機能補修、乳液などで油分追加してから蓋をします。
この工程を省く人が多く、乾燥から一生抜け出せない悪循環を繰り返しています。
通常版ニベアとの違い
通常版ニベア(右)と男性版ニベア(左)の違いは並べて見るとわかりやすいです。
男性版の方が透明感があり瑞瑞しいのがわかると思います。
伸ばしてみるともっとわかりやすいですね↓↓↓
通常版ニベアは白く広がりますが、男性版ニベアはしっかり広げると透明に消えていきます。
使用感としては、断然男性版ニベアのほうが使いやすいですね。
これは配合成分のバランスだと思います。
男性版の表記順は「水、グリセリン、ミネラルオイル、変性アルコール、ステアリン酸、 ワセリン〜」です。
それに対し通常版は「 水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン〜」の順です。
男性版はグリセリンがミネラルオイルよりも前に来ています。
ワセリンの位置からも、テクスチャの違いが想像できると思います。
ただ、ここで気づくべきなのが「水」の量。
通常の化粧品の場合、グリセリンは「それほど配合しなくていい」ものです。
自作の化粧水を作ったことがある人はわかると思います。
なので、この場合「グリセリンが多い」のではなく「水が多い」と解釈するのが正解かなと。
そして、ニベアメンには「香料」が含まれます。
コスト的に香料分、水を増やさないと価格が上がってしまうと思います。
そして、この「香料」が大不評です。
サンプルがあったら嗅いでみるといいのですが、まるで「おじさんが付けてる香水」の香りです。
水分が増えて不要な香りがついてるのであれば、通常ニベアよりコスパは良くないんじゃないかなと。
メンズでも通常版ニベアを選ぶかなと。
ニベアメン クリームはおすすめか?
ニベアメンクリームは、1缶75g入りで400円くらいです。
かなり安いですね。
使用感は良いですが、やはり「香り」で好き嫌いが大きく分かれると思います。
50代以上の男性なら違和感ない香りかもしれません。
それ以前に、やはり鉱物油を使うには前もって十分な勉強が必要だと思います。
それが面倒というならニベアなど、ミネラルオイル・ワセリン系はおすすめしません。
若い人の間で「ニベア美容法」というのが流行ってますが、それも「勉強をしてから」です。
勉強をしない人は、安いからといってニベアに手を出してはダメです。
必ず後悔します。
ニベアメンクリームは使用感は良いので、無香料版が出たらまた試してみたいですね。
今回の残りは、肘やかかとに使いたいと思います。
どこで買えるの?
ニベアメンクリームは、お近くのドラッグストアなどで買えると思います。
安いので試しに買ってみるのも良いですね。
Amazon.co.jpまたは楽天市場でも購入できます↓↓↓
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以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
ブログ24年/美容15年/育毛研究13年/ゆる筋トレ5年/46歳/東京/独身/テレビ出演7回/雑誌掲載7回