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「飲酒」だけでなく「加齢」や「ストレス」でも弱まる「肝臓」は「健康」だけでなく「美容」や「ダイエット」にも影響します。今回は肝臓ケアサプリメント「ウコン」「しじみ」「シリマリン」違いと選び方です。
「飲酒」だけじゃない肝臓機能低下の原因
まず、肝臓の機能には以下があります↓↓↓
- 毒物の代謝と排泄: 有害物質や代謝産物の処理と排泄を担当し、体内の浄化を促進します。
- タンパク質合成: 血液中のタンパク質、特にアルブミンを合成し、体内の栄養分配を調節します。
- 糖代謝: グリコーゲンの貯蔵と糖の制御を行い、血糖レベルを維持します。
- 脂質代謝: 脂肪の代謝と脂質の輸送を調節し、コレステロールの合成と代謝を管理します。
- 解毒作用: 有害な物質や薬物の代謝を通じて解毒を行い、体内の毒素を中和します。
- 貯蔵機能: グリコーゲン、ビタミン、ミネラル、鉄などの栄養物を貯蔵し、必要に応じて放出します。
- 血液浄化: 赤血球の老廃物を分解し、アンモニアを尿中に変換して排泄します。
- 血液凝固: 凝血因子の産生と血液凝固の調節を行い、出血を抑制します。
- 免疫機能: 微生物や感染物に対する免疫反応を調節し、免疫系に関与します。
- 胆汁生成: 胆汁の生成と分泌を行い、消化と脂質吸収を支援します。
肝臓は、体の中で「500以上」の仕事を黙々とこなしています↓↓↓
≫ 肝臓の働き
そう聞くと、肝臓機能の重要さの他に「日常での負担の大きさ」や「ケアの重要性」もわかると思います。
肝機能が弱まると、美容においてもマイナスになることも想像できるでしょう。
また、肝臓は「基礎代謝」の「約27%」占めています↓↓↓
≫ 痩せない人は、筋トレよりもまず「肝トレ」をしたほうがいいかも
筋肉が「約18%」に対してです。
なので、ダイエットにおいては「筋トレ < 肝トレ」になります。
肝臓が弱まる原因は「飲酒」のイメージが強いですが、「加齢」や「ストレス」、「食べすぎ」「飲みすぎ」などの様々あります。
最近だと、コロナ禍から続く「ストレス」が未だに尾を引きずっている人も多く、肝臓が弱まっている人も多いようです。
例えば、コロナ禍で始まった「筋トレブーム」での「プロテインの飲みすぎ」でも肝臓を壊す人もいます↓↓↓
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原因不明の体調不良が続いている人は、もしかしたら肝臓が弱まっているかもしれません。
肝臓が弱まると出る症状
- 腹痛: 肝臓の腫れや炎症が腹部の不快感や痛みを引き起こすことがあります。
- 肝機能障害に伴う黄疸: 肝臓の損傷により、黄疸(皮膚と白目が黄色く変色する症状)が現れることがあります。
- 疲労感: 肝臓の機能が低下すると、疲労感や体力の低下が起こることがあります。
- 食欲不振: 食欲の低下や嘔吐感が現れることがあります。
- 体重減少: 食欲不振や栄養吸収の問題により、体重減少が起こることがあります。
- 肝臓臭: 肝臓機能障害に伴って、口臭や体臭が変化することがあります。
- 腹水: 肝硬変などの進行した肝臓疾患により、腹部に腹水がたまることがあります。
- 皮膚のかゆみ: 肝臓機能の低下により、皮膚にかゆみが生じることがあります。
- 血液凝固の問題: 肝臓は凝固因子を合成するため、肝臓機能の低下により出血や出血傾向が増加することがあります。
- 便秘または下痢: 肝臓機能障害に伴う胆汁の問題が消化トラブルを引き起こすことがあります。
- 血圧の上昇: 肝臓がアンモニアを適切に処理できない場合、高血圧が発生することがあります。
僕の場合は「皮膚のかゆみ」で気づきました↓↓↓
原因は「プロテインの摂りすぎ」ですね。
ただ、問題なのは「症状」でなく「症状が出るまで気づかない」ということです。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、症状が現れたときには「遅かった」ということもあります。
早めのケアが肝心ですね。
肝臓サプリメントの「闇」
そこで、肝臓をケアするために「サプリメント」を摂ろうと思う人が多いと思います↓↓↓
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そして、ドラッグストアやコンビニで「ウコン」のドリンクや「オルニチン(しじみ)」のサプリメントを買うという人が多いと思います。
あるいは「医薬品」ですね↓↓↓
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日本の場合は「サプリメント」ではなく「医薬品」を選択するのが正解です↓↓↓
日本の法律ではサプリメントでは効果が出せず、効果を出す場合は「医薬品」になります。
なので、どの成分においても「日本サプリ」は「無意味(闇)」になります↓↓↓
「ウコンドリンク」も例外ではないです。
さらに言うと、日本ではやたらと「オルニチン(しじみ)」サプリを肝臓ケアとして推していますが、海外では肝臓ケア成分としては重要視されていません。
「効果が無くはないけど効果的ではない」という位置ですね。
日本で「しじみ」を推す理由は「原料が安い」からでしょう。
日本人の場合、その「効果」については「よくわからない」「勉強しない」「メディア(CM)の言うことを鵜呑みにする」ので「ビジネス」が成立してしまいます。
自分の身体に入れるものですから、他人の情報を鵜呑みにするより先に「まずは自分で調べる」ことを心がけましょう。
日本サプリの「闇」は凄いですよ。
肝臓ケア成分の有効性ランキング
肝臓ケアサプリによく配合されている成分はこの2つです↓↓↓
- シリマリン(ミルクシスルトル、マリアアザミ)
- クルクミン(ウコン、ターメリック)
それぞれ、サプリメントの商品名が色々あるので「大体同じもの」と思っていいでしょう。
それぞれの効果は後で書くとして、その他の有効成分も含めて「有効だとされる」成分の「世界」ランキングが以下です↓↓↓
- シリマリン
- ウコン
- グルタチオン
- ダンデライオンルート
- ビタミンE
- ビタミンC
- グリシン
この中にも「オルニチン」は含まれないことに気づきます。
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シリマリン、ミルクシスルトルについて
「シリマリン」は「ミルクシスルトルから抽出される成分」です↓↓↓
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肝臓保護、抗酸化作用、肝臓細胞の修復に寄与すると言われています。
他に、「肝臓の脂肪肝の改善」「肝臓の解毒能力を向上」などもあります。
「ミルクシスルトル」の和名は「オオアザミ」、別名「マリアアザミ」です。
ただ「オオアザミ」と「マリアアザミ」は別の植物で、肝臓においては「マリアアザミ」が使われます。
しかし、メーカーによって「オオアザミエキス(翻訳)」という書き方をする場合もあります↓↓↓
その場合は「シリマリンとして~」や「(マリアアザミ)」のような記載があります。
クルクミン、ウコン、ターメリックについて
「クルクミン」は「ウコンの主要な生物活性成分」です↓↓↓
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非常に強力な抗酸化作用と抗炎症作用があります。
「ターメリック」は「ウコンの英語名」です。
なので「全部同じ」ですね。
まとめ
以上のポイントをまとめると↓↓↓
- 肝臓が弱まるのはお酒だけじゃない
- 肝臓低下は気づけないので早めのケアが大事
- ウコンドリンク、オルニチンサプリには気休めに過ぎない
- 日本製ならサプリより医薬品
- サプリなら「シリマリン」か「クルクミン」(海外製)
- シリマリンとミルクシスルトルは同じ
- クルクミン、ウコン、ターメリックは同じ
おまけで言うと、飲酒対策なら「オルニチン(しじみ)」より「グルタミン」を摂った方がいいです↓↓↓
お酒による「免疫力」低下の対策にもなります。
飲酒時の食事やおつまみを「タンパク質中心」にするのも効果的です。
以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
メンズ美容ブロガー。実際の体験を元に記事を書いています。TV「とくダネ!」「ノンストップ」等、出演経験あり。