「乳液」は日本だけ?その秘密と知られざる歴史を徹底解説

「乳液」は日本だけ?その秘密と知られざる歴史を徹底解説-00

スキンケアの定番アイテム「乳液」。

日本では当たり前の存在ですが、実は海外ではほとんど見かけないことをご存じですか?

本記事では、乳液が日本で生まれた背景や、韓国・欧米と異なるスキンケアルーティンの違いを解説。さらに、乳液が不要な理由や活用法まで深掘りします。

乳液を使うべきか迷っている方、ぜひ最後までお読みください。

動画で観てみる

この動画では「乳液」について思った疑問について話しています。不意に思いついたことだったのですが、調べてみると面白い真実が分かったので記事にしてみました。ぜひ参考にしてみてください。

乳液とは?乳液の役割と問題点

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「乳液」とは、クリームほどのこってり感はないものの、化粧水よりは濃厚なテクスチャを持つ保湿用スキンケアアイテムです↓↓↓

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「水分」と「油分」がエマルジョン(乳化)化した形態で作られ、「水で補水、油で補油」という日本人独特のスキンケア思想に基づいています。

しかし、乳液にはいくつかの問題点もあります。例えば、乳液は水分と油分を含むため、肌の上や保存状況次第では雑菌が増殖しやすい傾向があります。また、乳液は補油を主目的としているため、肌質によっては「ベタつき」と感じる場合もあるでしょう。

これが乳液を敬遠する理由の一つになっています。

日本と韓国のスキンケアルーティンの違い

日本のスキンケアは以下のようなステップが特徴です↓↓↓

  1. クレンジング・洗顔(ダブル洗顔)
  2. 化粧水
  3. (パック)
  4. 美容液
  5. 乳液
  6. 保湿クリーム
  7. アイクリーム

このように、多段階で行うことが一般的で、特に乳液を使うことが当たり前とされています。一方、韓国のスキンケアルーティンは次のような流れです↓↓↓

  1. クレンジング・洗顔
  2. 美容液(エッセンス)
  3. 美容液(セラム)
  4. 美容液(アンプル)
  5. (パック)
  6. 保湿クリーム

韓国では美容液を複数種類使用することで保湿と栄養補給を行うのが主流で、「乳液」というカテゴリー自体がほとんど存在しません。

この文化的な違いはスキンケア商品の選び方にも大きく影響しています。

韓国コスメにも乳液はある?

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韓国コスメには乳液に似たアイテムも存在しますが、それらは主に「トナー」や「ローション」として分類されます↓↓↓

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これらの商品は日本人のスキンケア習慣に合わせて開発されたものが多く、実際には「乳化したトナー」といった位置づけのアイテムが一般的です↓↓↓

例えば、補水力を高めた液体状のクリームや乳液に近い感触のトナーなどが販売されていますが、これらは韓国国内での主流アイテムではなく、主に日本やアジア市場向けに開発されています。

資生堂が生み出した乳液ビジネス

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乳液が日本で普及した背景には、約100年前くらいに資生堂さんが乳液を広めた歴史があるようです↓↓↓

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日本発の化粧水と言えば「明色美顔水」と言われており、日本発の乳液は資生堂さんの製品のようです↓↓↓

資生堂さんが先駆けて乳液を製品化し、その成功を受けて他のメーカーも追随しました。同じ流れでアイクリームも市場に登場し、現在の日本のスキンケアルーティンの一部として定着しています。

これらの商品は「必要性」よりも「ビジネスモデル」としての成功を重視して広まった側面が強く、「乳液が必須」という概念自体がマーケティングの影響であると言えるでしょう。そのため、乳液を使用する必要があるかどうかを見直す価値があります。

乳液がないと落ち着かない人への対策

乳液を使う習慣が身についていて、「乳液がないと落ち着かない」という方も多いでしょう。そんな方には「乳液に近い感触で使える保湿クリーム」をおすすめします。

例えば、以下のような商品があります↓↓↓

  • セラミド配合クリーム:肌のバリア機能を強化しながら、乳液のような軽い使用感を持つ。
  • ジェル状クリーム:油分が少なく、乳液と似たさっぱり感を得られる。

Amazonで人気商品だと以下があげられます↓↓↓

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これらを取り入れることで、乳液の代わりとしても十分満足できる保湿ケアが可能だと思います。

余った乳液の有効活用法

使い切れない乳液が余った場合は、以下のように活用してみてください。

  • 全身の保湿に使う:ボディクリームの代わりに手足や体に塗布。
  • 硬いクリームに混ぜる:使用感が重いクリームに少量の乳液を加えて、柔らかく使いやすくする。
  • ハンドクリームとして使用:手の乾燥を防ぐ目的で手軽に活用。

これらの方法を試すことで、乳液を無駄なく活用できます。

まとめ

乳液は日本独自のスキンケア文化に根ざしたアイテムですが、海外では必ずしも必要とされていないのが現状です。

世界的な美容業界にはさまざまなマーケティングの側面がある中で、日本では特にメディアや他人の意見に左右されやすい傾向があります。

スキンケアや美容の選択肢を広げるためにも、サプリメントならサプリ大国アメリカ、美容なら美容大国韓国の情報を参考にしつつ、自分に合ったアイテムを選んでいくことが大切です。

「乳液が本当に必要か?」を見直すきっかけとして、本記事が役立てば幸いです。

以上です。

Byさちお

※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。

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