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乾燥肌さんが気にするスキンケア商品に含まれる「エタノール」ですが、Amazonで買える「アルコール測定器」で家にある化粧水を計測してたら面白い結果が出たので参考にしてみてください。
なお、この記事には悪意はありません。
たまたまうちにあったものからランダムで選抜しています。
「エタノール」のメリット・デメリット
よく、化粧水などには「エタノール(エチルアルコール)」が含まれます。
商品によっては「アルコールフリー/エタノールフリー」など記載があるように、それを好まないユーザーもいることも知ります。
ただ、だからと言って「エタノール=悪」というわけではありません。
まずは、エタノールの肌におけるメリット・デメリットを知ります。
スキンケアにおけるエタノールには以下の役割があります↓↓↓
- 抗菌作用: エタノールは抗菌性があり、肌表面のバクテリアや微生物を抑える働きがあります。これにより、化粧水にエタノールを含むことで、肌の清潔さを保ち、ニキビなどのトラブルのリスクを低減する効果が期待されます。
- 皮脂コントロール: エタノールは皮脂の過剰な分泌を抑える効果があります。脂性肌の方にとって、エタノールを含む化粧水は皮脂コントロールやテカリ防止に役立つ場合があります。
- 化粧水の浸透力向上: エタノールには肌の表面の角質層を一時的に薄くする効果があり、化粧水の浸透力を高めることができます。これにより、有効成分がより深い層に浸透し、肌の保湿や栄養補給が促進される可能性があります。
それに対して、肌におけるエタノールのデメリットは以下です↓↓↓
- 乾燥: エタノールは強力な溶剤であり、皮膚の表面から水分を奪う性質があります。したがって、乾燥肌の方にとってはエタノールを含む化粧水の使用が適さない場合があります。乾燥や刺激を感じる場合は、エタノールフリーの化粧水を選ぶ方が良いでしょう。
- 刺激: エタノールは一部の人にとって刺激を引き起こすことがあります。敏感肌の方やアレルギー体質の方は、エタノールを含む化粧水が肌に合わないことがあります。
- 肌のバリア機能低下: 長期間にわたるエタノールの使用は、肌のバリア機能を弱める可能性があります。過度の使用は肌の乾燥やトラブルを引き起こす可能性があるため、適切な使用量と頻度を守ることが重要です。
上記を理解した上で、今回は一般的な化粧水にどれだけのエタノールが含まれているかを見ていきたいと思います。
エチルアルコール濃度計(エタノール計測器)
もともと「育毛剤」で強いエタノール臭のものがあったので、それを計測したくて買ったものです↓↓↓
Amazon.co.jpで2,000円くらいで買いました↓↓↓
≫ Amazon.co.jpで「エタノール 濃度計」を検索
≫ 楽天市場で「エタノール 濃度計」を検索
もし買ってみる場合は「何が計測できるものなのか」をしっかり確認してから買いましょう。
見た目が同じなのに計測できるものが違うものがいくつかあります。
僕が購入したものは「0-80%」なので、それ以上の濃度は計測できません。
先端のブルーの部分に液体を乗せて↓↓↓
蓋をして、反対側から覗き込むとエタノール濃度がわかります↓↓↓
例えば、水道水を計測すると写真のようになります。
「水色=水」と覚えるとわかりやすいですね。
残りの白い部分がエタノールになるので、この場合は「エタノール0%」です。
消毒用エタノールを計測すると?
マツキヨの消毒用エタノールを計測すると「80%以上」という結果ですね。
当然といえば当然です。
こんな感じで、うちにあった化粧水を測ってみました。
天使の美肌水【20%?】
まずは、僕が何年も愛用している「天使の美肌水」です↓↓↓
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これは、内容成分が「水」「グリセリン」「尿素」の3つだけなんですね↓↓↓
なので、美容液の効果検証にもってこいなので愛用しています。
そして、意外だった「20%」という数字。
内容成分にはエタノールは含まれていないのに何故なんだろうと思ったら、ChatGTPが教えてくれました↓↓↓
ただ「尿素が20%」というわけではないと思います。
厳密には「尿素水が20%」なのかなと。
SOME BY MI ミラクルトナー【約38%】
次に、刺激が強目の「SOME BY MI AHA.BHA.PHA 30DAYSミラクルトナー」を計測↓↓↓
結果は「約38%」くらいですが、内容成分にエタノールは記載されていません↓↓↓
ただ、SOME BY MI AHA.BHA.PHA 30DAYSミラクルトナーには「植物エキス」が配合されています。
植物エキスを化粧水に配合する場合、植物から有効成分を抽出する際にエタノールが「抽出溶媒として使用される」ことがあります。
また「尿素」も配合されているので、その影響でその数値になったようです。
GC フェイシャルエッセンス【29%】
80%以上が美容成分で構成された「ジェネリック化粧品GC フェイシャルエッセンス」ですね↓↓↓
80%以上が美容成分なら、エタノール濃度は20%以下かなと思ったら29%です。
こちらの場合は「発酵液」の影響だと思われます↓↓↓
後半にフェノキシエタノールもありますね。
AccalMe(アカルミー)【50%】
敏感肌用オイルフリー化粧水「AccalMe(アカルミー)」です↓↓↓
「敏感肌用」なのに、この濃度は驚きました。
どの成分で反応しているかは難しいですが、アルコール系は前半と後半にありますね↓↓↓
製薬会社さんなので考えられた内容だからなのかと思いきや、ワイズ製薬会社さんは薬は作っていないようです。
ただ、開発は「薬剤師」さんです。
まぁ、個性的な商品だと言うことには間違いないですね。
実際に試してみた結果
結局のところ、エタノール以外も反応してしまので「よくわからない」という結果になりました。
ただ、色々勉強にはなったなと。
育毛剤だと、内容がシンプルでわかりやすいんだと思います。
化粧水の場合は、色んな成分が組み合わさってるのでエタノールが強くても成分がカバーしてくれてるというパターンもあります。
せっかく濃度計を買ったので、育毛剤の検証だけに使いたいと思います。
試してみたい人はAmazonなどで買ってみてください↓↓↓
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以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
ブログ24年/美容15年/育毛研究13年/ゆる筋トレ5年/46歳/東京/独身/テレビ出演7回/雑誌掲載7回