<目次>
こんにちは、美容ブロガーのさちおです。
今回は、長年男性肌を研究し続けてきた資生堂さんが展開する「SHISEIDO メン ベーシックトライアルキット」を実際に使ってみたレビューをお届けします。
実は僕自身、これまで数々のメンズスキンケアを試してきましたが、「女性ラインの“ついで”感が拭えない」「とにかく洗浄力強め」「敏感肌には化粧水がしみる」……といった「違和感」を感じることもしばしば。
果たして資生堂さんの答えはどう違うのか?そして、これからスキンケアを始めたい男性にとって、どれほど価値のあるスターターセットなのか?
体験をベースに、率直に語っていきます。
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大手コスメメーカーがメンズスキンケアに力を入れる時代
近年、大手のコスメブランドも本格的にメンズスキンケア市場へ参入しています↓↓↓
- オルビスさん(オルビス ミスター)
- コーセーさん(マニフィーク)
- ポーラさん(B.A MEN)
- クラランスさん(クラランス メン)
- ラボ シリーズさん(ラボシリーズ オールインワン)など
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一昔前は「男性用=洗顔+化粧水だけ」のイメージでしたが、今では保湿・エイジングケア・毛穴・皮脂対策など多角的なケアが求められています↓↓↓
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しかし、僕の経験上、「男性用」と名のつく商品には共通点があります↓↓↓
- 洗顔料の洗浄力が強すぎる
- 化粧水に刺激のあるアルコールが多用されている
- パッケージが“無骨すぎ”て逆に使いづらい
そして正直なところ、色々な男性用を試した結果「肌には男性用より女性用の方が合う」と感じたことが何度もありました。
もちろんメンズコスメには“学び”も多いですが、だからと言って「男性はみんな男性用を使え」とは言えません。
なぜなら、選択肢が少ない。
肌悩みのバリエーションに対して、商品ラインがあまりにも少ない。そして、「男の肌はこうだろう」という決めつけにも疑問を感じます。
とはいえ、メンズ市場はまだ発展途上。需要が少ない中で開発に時間もコストもかけにくいのは理解しています。
だからこそ、男性も自分に合ったものを見極めて、適切なアイテムを選ぶ力を身につけたいところです。
その点、資生堂さんは、100年以上にわたる男性肌研究を土台に、エビデンスに基づいた処方設計を行っているのが大きな強み。
だからこそ、“本気のメンズスキンケア”として試す価値があるわけです。
【重要】知っておきたい「オールインワン」の落とし穴!
スキンケア初心者の男性の多くが選びがちな「オールインワン」の商品↓↓↓
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僕も最初は「面倒くさくないし便利そう」と思って選びましたが、実はこれが落とし穴なんです。
そもそも“オールインワン”は、物理的に不可能な概念であることを知っておくべきです。
たとえば、化粧水は水分、保湿は油分。水と油が同時に肌に必要なのに、それを一気に済ませるというのは、「喉が渇いた人に油水を飲ませる」ようなもの。
「それで喉が潤うのか?」ということですね。
さらに、日本のオールインワンコスメは水分でかさ増しし、成分濃度が薄い傾向があります。つまり、“便利さ”を追求しすぎた結果、効果が薄い。
これは「日本人は面倒くさがり」という心理に付け込んだ、ある意味マーケティングビジネスとも言えるでしょう。
それでもオールインワンを使いたいなら、韓国コスメの“機能性オールインワン”の方がまだおすすめ↓↓↓
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韓国は「機能性の統合」、日本は「工程の統合」。まったく性質が違います。
そして何より、オールインワンに頼ると、自分の肌悩みに真剣に向き合わなくなるのが一番の問題点です。
今回紹介しているSHISEIDO メンのトライアルキットは、もちろんオールインワンではありません。
最近では、大手ブランドがオールインワンをあえて出さない理由の一つとして「その方が儲かるから」といった見方もありますが、それ以上に大きいのは、「オールインワンでは結果が出にくい」という現実だと思います。
きちんと効果を出そうとすれば、水分・油分・美容成分のバランスを分けて設計する方が、どう考えても理にかなっている。だからこそ本気のブランドほど、あえて工程を分けているわけです。
SHISEIDO メンとは?
SHISEIDO メンは、資生堂さんが100年以上かけて研究してきた“男性肌特有の構造”にフォーカスし、先端皮膚科学を応用して開発されたメンズラインです↓↓↓
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シンプルに見えて、内側からの生命感を引き出す高機能設計が特徴です。
全アイテムに共通する香りは「シトラスとバンブーグリーン」。爽やかさと上品さを兼ね備えており、香水に頼らない自然な清潔感を演出できます。
全ラインナップはこちら↓↓↓
- トーニングローション
- フェイス クレンザー
- モイスチャライザー EG
- ハイドレーティング ローション C
- トータルR ライトフリュイド N(受賞アイテム)
- トータルR クリーム N(受賞アイテム)
- トータルR アイ N
- アルティミューン™ パワライジング コンセントレート(受賞アイテム)
- アルティミューン™ パワライジング セラム
- ヴァイブラント BBモイスチャライザー(受賞アイテム)
- スキンエンパワリングクリーム N
- アルティミューン トライアルキット N
- アルティミューン トライアルキット S
- ベーシック トライアルキット N(今回の商品)
- クリアスティック UVプロテクター
SHISEIDO メンには、スキンケア以外にもメイク系のアイテムもラインナップされています。
今回はその中から、洗顔料、化粧水、美容液のミニサイズがセットになった「ベーシック トライアルキット N」をご紹介します。
SHISEIDO メン ベーシックトライアルキット
SHISEIDO メン ベーシックトライアルキットは、洗顔料・化粧水・美容液がセットになった「数量限定」キットです↓↓↓
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セット内容は以下↓↓↓
✅SHISEIDO メン フェイス クレンザー(洗顔料) 14g
特徴:やさしい洗浄力で潤いを残しつつ汚れをオフ。
主成分:ミリスチン酸、グリセリン、ステアリン酸、ツバキ種子エキスなど
✅SHISEIDO メン ハイドレーティング ローション C(化粧水) 18mL
特徴:さっぱりとした使用感と保湿のバランス。
主成分:グリセリン、変性アルコール、グリチルリチン酸2K、シソ葉エキスなど
✅SHISEIDO メン アルティミューン パワライジング コンセントレート(美容液) 5mL
特徴:外的ダメージから肌を守る導入型美容液。
主成分:グリセリン、DPG、ドクダミエキス、チャエキス、ツバキエキスなど
3ステップで構成された、スキンケア未経験者でも迷わず始められる構成です。
1回の使用量にもよりますが、朝晩使用で約3~5日分の内容量です。
【本音レビュー】実際に使ってみて感じたこと
今回使ってみたのは、SHISEIDO メンのスキンケア3点がミニサイズでセットになった「ベーシック トライアルキット N」。内容量が少ないため、正直なところ効果の検証までは難しいですが、数回使った中での使用感を中心にリアルな感想をまとめてみます。
✅ フェイスクレンザー(洗顔料)
泡立ちは良好で、洗浄力も“強すぎず弱すぎず”な絶妙なライン。洗い上がりの肌もつっぱらず、ほんのりしっとり感も残ります。
ただし、良くも悪くも「予想通り」といった仕上がりで、特筆すべき機能性は感じられませんでした。
成分構成を見ても、特定の肌悩みにフォーカスした処方ではなく、万人向けのベーシック仕様という印象です。
そんな中で印象に残ったのは「香り」。
資生堂さんらしい品のある香りがふんわりと立ち上がり、大人の男性が好むような清潔感を演出してくれます。香水の代わりにこの香りで好印象を与えられそうな、そんな洗顔料です。
✅ ハイドレーティング ローション C(化粧水)
こちらも香りは良く、フェイスクレンザーと同系統の爽やかで上質な香りが広がります。
ただ、肌にのせた直後に感じたのが強めのアルコール臭。
肌が敏感な方、特に超敏感肌の方には刺激があるかもしれないので要注意です。
香りや質感はいいのに、機能面では物足りなさを感じたのも事実。肌への優しさを重視したい方は、例えばキュレルさんなど敏感肌用の化粧水と切り替えるのも一つの方法だと思います。
✅ アルティミューン パワライジング コンセントレート(美容液)
資生堂さんが誇る成分「アルティミューン™」を配合した美容液。個人的にも注目していたアイテムですが、5mLという少量では効果の検証は厳しい……というのが正直な感想です。
また、「ゆらぎ肌向け」とされていますが、実際に使った印象や成分の配合順を見る限り、「肌が不安定で悩んでいる人」よりも、「スキンケア自体が初めてで、肌の調子が揺らぎやすい男性」に向けた導入用美容液という立ち位置がしっくりきます。
なのに、化粧水が敏感肌に向かない(かも)というのは不思議です。
こちらも香り付き。化粧水よりは落ち着いた香調で、リラックス感もあります。ただし、このサイズ感では“試した”というには物足りないのが残念でした。
✅ その他、気になった点
このトライアルキットには、保湿クリームが入っていないんです。そして実は、公式サイトを見てもSHISEIDO メンには「保湿クリーム」そのものが存在しません。
ラインにはジェル状や乳液タイプの美容液はありますが、一般的な“クリーム”はラインナップされていない。
これはもしかすると、「男性にクリームは不要」という資生堂さんの哲学なのかもしれません。
実際、乳液というカテゴリを日本で流行らせたのは資生堂さん自身と言われており、ここでも“乳液推し”の姿勢が感じられます。
ちなみに僕は「乳液は男性にも女性にも不要」という考えを持っていて、必要ならクリームでいいと思っています。このあたりの価値観が合うかどうかも、SHISEIDO メンの選び方のポイントになってくるかもしれません。
結論:SHISEIDO メン ベーシックトライアルキットはオススメか?
結論から言うと、「SHISEIDO メン ベーシックトライアルキット」は…
✔ 今までスキンケアをあまりしてこなかった大人の男性
✔ かつ、敏感肌・超敏感肌ではない人
この2つの条件を満たす人に向いているキットだと感じました。
つまり、スキンケア中級者以上や若年層の男性には、正直あまり響かない内容かもしれません。
さらに言えば、スキンケアをサボってきた人の中には敏感肌・超敏感肌に悩んでいる人も多いため、このキットを“万人向け”におすすめするのは難しいのが正直なところです。
そのため、このキットは以下のように捉えるのがベターだと思います。
👉 「この化粧水が肌に合うかどうかを確かめるテスト用キット」
洗顔料も美容液も量が少ないため、どちらかといえば“パッチテスト的”な位置づけになるかなと。しっかり使って効果を実感するというより、「自分の肌に合うか」を判断する目的で選ぶと失敗が少ないと思います。
あるいは、スキンケアを全くしてこなかった男性へのプレゼントとして活用するのもアリ。特に、お父さんや旦那さんへのギフトとしては「資生堂さん」というブランド力と、香りの上質さが良い印象を与えてくれそうです。
👑おすすめな人
- スキンケア未経験〜初心者の男性
- 清潔感のある香りを取り入れたい人
- 洗顔・化粧水・美容液の基礎を学びたい人
- プレゼント用として(お父さんや旦那さんへのギフト)
⚠️おすすめできない人
- スキンケア中級者以上の人
- 敏感肌・アルコールに弱い人
- 保湿クリームによるケアを重視している人
ちなみに、もし僕が改めて選び直すなら、「アルティミューン トライアルキット S」の方を試すかもしれません。
楽天ランキング1位も受賞しているセットで、アルティミューン™ パワライジング コンセントレートは数々の受賞歴を持つアイテムなので安心感があります。
自分の肌状態や目的を見極めた上で、「どのキットが合うのか?」をしっかり選ぶことが、スキンケア成功の第一歩になるはずです。
まとめと購入先
SHISEIDO メン ベーシックトライアルキットは….
✅ スキンケア初心者に向けたベーシック設計
✅ 資生堂さんらしい高品質&洗練された香り
✅ 敏感肌・中級者にはやや物足りない可能性も
という特徴を持った、いわば“男性スキンケアの入り口”としてちょうどいいアイテム。
気になっている人は、いきなり現品を買うのではなく、今回のようなトライアルキットでまずは肌との相性を確かめてみてください↓↓↓
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以上です。
Byさちお
※尚、こちらはあくまで個人的な感想です。商品のご使用やご購入に関しては、自己責任でご判断いただきますようお願いします。
この記事を書いた人

ブログ24年/美容15年/育毛研究13年/ゆる筋トレ5年/46歳/東京/独身/テレビ出演7回/雑誌掲載7回