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ここ数年で、男性のスキンケア市場は急速に拡大しています。
自分のためだけでなく、エチケットとして肌を整える「スキンケア男子」「スキンケア大人男子」が増えているのをご存じですか?
今の時代、肌は「やる人」と「やらない人」がハッキリ分かれるパーツ。歯や爪のケアが当たり前になったように、肌もまた第一印象を大きく左右します。清潔感のある肌をしている男性とそうでない男性、どちらが魅力的に見えるかと問われれば、答えは明らか。
ただし、いざスキンケアを始めようと思っても「何から手をつければいいのか」「どの商品を選べばいいのか」で悩む人は多いはず。
そこで今回は、資生堂さんの男性用美容液「SHISEIDO メン アルティミューン」を実際に1本(約1か月分)使い切った僕の体験レポートをベースに、スキンケア初心者がまず理解すべき基本を解説していきます。
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スキンケア男子が急増している理由を知っておく
コロナ禍の長いマスク生活が終わり、自分の口周りが気になると同時に他人の「口周り」や「素肌」が目に入る機会が増えました。これまで隠れていた部分が見えるようになったことで「男性の肌」にも注目が集まっています。
かつては「歯が白い」「爪が整っている」が清潔感の象徴でしたが、今ではそれは「当然」のこと。現在は「肌のきれいさ」が意識の高さの基準になっています。「意識の高さ」というより「意識が低さ」の判断材料になっていると思います。
✅ 肌がきれい=清潔感・生活習慣が整っている印象
✅ 肌が荒れている=不摂生・異性への配慮の無さを連想させる
つまり、肌はその人の「名刺代わり」。だからこそ大人男子にとって、美肌はもはやマナーでありエチケットなのです。
スキンケア未経験者が「まず」やること
美容液や高級クリームに飛びつく前に、必ず理解しておきたい前提があります。それは…
「人間の体は、肌も含め食べたものでできている」という事実。
栄養が不足している状態で外側からスキンケアをしても効果は限定的です。まずは体の内側(インケア)を整えることが基本。
肌をつくる「重要」な栄養素
🥩 タンパク質:肌やコラーゲンの原料そのもの
🍊 ビタミンC:コラーゲン合成を助ける・抗酸化作用
🥜 ビタミンE:血行促進・酸化ダメージの防止
🐟 オメガ3脂肪酸:炎症抑制・バリア機能強化
💊 亜鉛:細胞分裂やターンオーバーを正常化
つまり、必須ビタミン・必須ミネラル・必須アミノ酸・必須脂肪酸など「必須」と名のつく栄養素は、必ず補っておくことが前提です。これは美容のためというより「人間として当たり前」の土台づくりだと考えてください。
✅ 必須ビタミン・必須ミネラル → マルチビタミン&ミネラルサプリ
✅ 必須アミノ酸 → プロテインパウダー(理想は食事から)
✅ 必須脂肪酸 → オメガ3サプリ
これらは“必須”なので迷わず補っておくべき栄養素です。
このブログで「マルチビタミン」を検索
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そして大事なポイントとして、こうした基盤となる栄養は 日本製サプリではなく海外サプリを選ぶこと。日本のサプリは食品グレード(低品質)が基本ですが、海外では医薬品グレード(高品質)が一般的だからです。
さらに大人男子には「ストレス」や「加齢臭」という特有の課題もあります↓↓↓
⚠️ ストレスによるホルモンバランスの乱れは、肌荒れやニキビの原因に。
⚠️ 血流不足はシワやくすみを悪化させる要因に。
⚠️ そしてストレスによる酸化が、加齢臭の正体にもつながります。
だからこそ、筋トレや有酸素運動で血流を促すことも有効です。
スキンケアは「サポート」に過ぎず、肌は美容液からも保湿クリームからも作られていません。食べたもの、すなわち「栄養」からできています。
結論として「スキンケア:インケア=1:9」。
インケアをしっかり整えておけば、スキンケアはシンプルでも十分に効果を実感できるのです。
スキンケアルーティンを覚える!
ネットでスキンケアのルーティンを調べると「5~8工程」と出てきて、面倒に思う人も多いでしょう。
ですが初心者はシンプルで構いません。僕のおすすめは以下の流れです↓↓↓
朝:
- 洗顔
- 美容液(肌悩みに合わせて)
- 保湿クリーム
夜:
- 洗顔(お風呂で)
- 化粧水 または「シャバシャバ系美容液」
- 美容液
- 保湿クリーム
ポイントは「日本の化粧水はほぼ水」という事実。
保湿(加水)目的なら「韓国コスメ」の「シャバシャバ系美容液(テクスチャの軽いもの)」を取り入れるのが合理的です。韓国コスメの化粧水は、日本のプチプラ美容液と同等もしくはそれ以上のものが大半です。
個人的に、大人男子におすすめは韓国のデパコスブランド「ミグハラ アンチリンクルファーストエッセンス」です↓↓↓
はじめは案件でいただいたものですが、気に入って自腹でリピートしています。
さらに、35歳以上であれば夜に「レチノール」を取り入れるのが必須↓↓↓
このブログで「レチノール」を検索
肌のハリ・シワ改善に直結するからです。レチノールには鎮静系(CICAなど)と組み合わせると安心。朝にビタミンC系は好みによってプラスすれば良いでしょう。
アメリカ皮膚科学会が結論付けたように、スキンケアは以下が基本です↓↓↓
✅ レチノール
✅ 保湿
✅ 日焼け止め
これらは“マスト”として押さえたうえで、あとは自分の肌に必要なものを組み合わせていけばOKです。
スキンケアは突き詰めるほどシンプルになりますが、シンプルになるからこそ商品選びはとても重要になります。間違っても「ハト〇ギ化粧水」や「ニ〇ア」など、安価で肌に合わない可能性が高いものを選ばないようにしましょう。
メンズは「男性用化粧品」のほうがいいの?
答えは「NO」。
男性用スキンケアはラインナップが少なく、エタノール強めやオールインワン仕様など「とりあえず感」で作られたものが目立ちます。需要が低い分、価格が割高になる傾向も↓↓↓
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同じ人間の肌なのだから、性別にこだわらず自分に合うアイテムを選ぶのが正解です。とはいえ、男性向けでしっかり作られたアイテムも存在します。選ぶとしたら以下の3つ↓↓↓
- オルビス ミスター
- SHISEIDO メン
- 韓国ブランドのメンズライン
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今回はその中から、資生堂さんの「SHISEIDO メン アルティミューン」を実際に試してレビューします。
SHISEIDO メン アルティミューンとは?
資生堂さんが100年以上にわたり積み上げてきた男性肌研究の成果から生まれた、美容液の代表格ともいえる一本です↓↓↓
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男性特有の乾燥・ざらつき・ハリ不足・毛穴の目立ちなど、年齢とともに気になるエイジングサインへ多角的にアプローチする処方になっています。
肌にスッとなじみ、ベタつかないのにしっかりとうるおいを与え、乾燥による小ジワを目立たなくする効果も確認済み。使い続けることで、なめらかで引き締まったような印象に導き、今も未来も清潔感ある肌を目指せるよう設計されています。
キーとなるのが、新しく採用された「POWER ペプチド AA+™」(カルノシン・グリセリン/保湿成分)。男性の肌のバリア機能に着目し、うるおいを抱え込みながら外的ダメージにも負けにくい肌環境をサポートします。
香りはシトラスとバンブーグリーンを合わせた爽やかさで、塗った瞬間に“塗る香水美容液”のような雰囲気を楽しめます。
価格は30mLが9,900円(税込)、50mLが15,180円(税込)。ハイエンドながらも、それに見合うだけの価値を感じられる内容です。
実際に1本使ってみた感想と成分解析
SHISEIDO メン アルティミューン30mLを朝晩使用し、約1か月で1本を使い切りました。その上での正直な感想と成分解析をまとめます。
まず結論
以下に当てはまる人にはあまりおすすめできません。
- 敏感肌、超敏感肌の人
- 無香料・アルコールフリーを求める人
- スキンケアにある程度慣れている中級者以上
その理由を、使用感と成分の両面から解説します。
使用感
- 香りはシトラス×バンブーグリーン。強めですが清潔感があり、好感度は高い
- テクスチャーは軽く、ベタつきにくいので日中も使いやすい
- ただし敏感肌ではピリつきを感じやすい処方だと感じました
成分解析
成分表を確認すると、保湿成分であるBGより前に「変性アルコール」が配合されています。これは「うるおいを優先する」よりも「揮発性・清涼感を重視した」設計であり、敏感肌にとっては刺激になる可能性が高いです。
⭕良い点
- 植物エキスやカルノシンといった美容成分が配合されている
- ベタつかない軽い使用感で、万人受けしやすい設計
⚠️気になる点
- 強めのエタノール処方で、無香料・無アルコール派とは真逆の立ち位置
- 香りが強いため、人によっては好みが分かれる
おすすめできる人
実際に使ってみて感じたのは、この美容液は「効果実感を求める人」よりも「雰囲気やブランド力も含めて楽しみたい人」に向いているということです。
特におすすめできるのは…
- 40代以上の男性
- これまでスキンケア習慣がなかった人
- 香りやブランド感を楽しみたい人
- 収入にゆとりのある層
つまり「初めてちゃんとした美容液を使ってみたいけど、どうせなら信頼できるブランドで、清潔感や雰囲気もまとうものがいい」という方にぴったりだと思います。
気になる人は、まず「トライアルキット」を試してからがいいと思います↓↓↓
まとめ
「SHISEIDO メン アルティミューン」は“ゆらぎ肌向け”とされていますが、ここで言う「ゆらぎ」はスキンケア習慣がなかった人が初めて取り入れるときの不安定さを想定している印象です。
僕自身、トライアルセットを試したときから感じていましたが、製品版を1か月使っても印象は変わらず「本格的な肌悩みに応えるものではない」という結論になりました。
どちらかというと成分の効果よりも「香り」「雰囲気」「ブランド力」に重きを置いた美容液で、ケアというよりは“エチケット美容液”といった立ち位置。総じて「効果実感を求める美容液」ではなく、「雰囲気をまとう美容液」という感想でした。
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以上です。
Byさちお
※尚、こちらはあくまで個人的な感想です。商品のご使用やご購入に関しては、自己責任でご判断いただきますようお願いします。
この記事を書いた人

ブログ24年/美容15年/育毛研究13年/ゆる筋トレ5年/46歳/東京/独身/テレビ出演7回/雑誌掲載7回