<目次>
iHerbを使い始めて10年以上。これまであらゆる種類の海外サプリを試してきました。
この記事では、その体感をベースに「サプリメーカーの品質ティアランキング」を紹介します。
同時に、なぜサプリメントにおいて「品質」がこれほど重要なのかについても解説します。
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ランキングは記事の後半で発表するので、まずは「サプリの品質を見るポイント」をしっかり理解してから読んでください。
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サプリメントの「品質」はなぜ重要か?
サプリメントは「同じ栄養素が入っていれば同じ効果」と思われがちですが、実際には品質や製造工程などで大きな差があります。
例えば「ビタミンC1000mg」のサプリでも…
✅発酵由来か、石油由来の合成か?
✅特許製法かどうか?
✅吸収率を高めるリポソーム化などの工夫があるか?
こうした要素によって、体感も効果も全く違うんです。
さらにコスパの観点でも、安物を大量に買うより高品質を適量とった方が、最終的に健康効果は高くなりやすい。サプリは「価格」ではなく「品質」で判断すべきなんです。
海外メーカーは公式サイトで原料や特許の詳細を公開しているケースが多くあります。一方、日本のサプリメーカーはほとんど情報を出しません。理由はシンプルで「ばれると困るから」です。多くがOEMやODM(他社製造委託)なので、書きたくても書けない事情もあります。
その場合、僕ならOEM元の工場やその会社を突き止めて直接買います。その方が中間コストが省けて、同じ品質でも安く買えるからです。パッケージの裏などにある「工場番号」などで突き止められます。
また、同じ「由来(原料)」でも「どこの国のものか」で品質は変わります。中国産は安いですが質は落ちる傾向がある。同じ和牛でもA3とA5で価値が違うように、素材自体にもランクがあるのです。しかし、大抵の場合はそれを知ることはできません。
日本と海外のサプリ品質基準の違い
まず大前提として、日本には「サプリメントで効果を出してはいけない」というルールがあります。効果を求めるなら、日本では医薬品(医薬部外品以上)を選ばなければいけません。
その結果…
- 日本サプリ:効果がない → リスクもない → 勉強も不要 → 安心だけど効かない
- 海外サプリ:効果がある → リスクもある → 勉強が必要 → 注意すれば効く
という構造になっています。
実際、海外サプリでは場合によっては副作用や死亡リスクすらあり得ます。僕も何度も大変な目にあってます↓↓↓
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だからこそ、効果のあるサプリメントの服用の際は注意や学習が必要です。一方、日本のサプリはそこまでのリスクはまずありません。逆に言えば「効きもしない」ということ。
海外と日本におけるサプリメントの“効果の位置づけ”の違い
海外では“サプリメント”は効果があるものとして認識されていますが、日本では市販薬とサプリメントの立ち位置が異なります。以下の表にまとめました(イメージです)↓↓↓
効果 | 海外 | 日本 |
高 | 医薬品・処方薬 | 医薬品・処方薬 |
中 | サプリメント | 医薬品・市販薬 |
弱 | 食事 | 食事 |
極弱 | 健康スナック | サプリメント |
このように、同じ“サプリメント”でも海外と日本では効果の捉え方が大きく異なります。特に日本ではサプリメントは“効果なし”に近い立ち位置になっている点が特徴的です。
日本サプリの選び方と「高品質」「高純度」の罠
それでも日本のサプリを選ぶなら、注意して見極めることが欠かせません。以下に「選ぶべきポイント」と「避けたい特徴」をまとめました↓↓↓
日本サプリを買うなら、選ぶべきポイント
- 適正価格(安すぎず高すぎないこと)
- 自社工場を持っていること
- 原料メーカーや製薬会社が製造していること
- 公式サイトで原料や品質管理を明確に公開していること
こうした条件を満たしていれば、日本サプリの中でも比較的安心できる可能性があります。
避けたいサプリの特徴
- 80%オフなど、極端な割引で定期購入を誘導する
- NMNなど、十分なエビデンスがない成分を高額で売りつける
- 効果を出せないのに、効果を期待させる表現を使っている
- 過剰にほめるレビューが目立ち、実際の体感とかけ離れている
- 「モンドセレクション受賞」など、実質意味のない箔付けでごまかす
これらに当てはまるサプリは、品質や信頼性に疑問が残るので避けた方が安心です。ただし、これらの条件を満たす日本サプリを見つけるのはかなり困難だと思います。
日本サプリの「高品質」「高純度」の罠
日本のサプリメーカーは「高品質」「高純度」という言葉を好んで使いますが、その中身をよく見てみると実態が伴わないケースが少なくありません。海外メーカーが「原料の選定から製品完成まで一貫して高品質管理」をうたうのに対し、日本メーカーは「工場の衛生基準」や「管理方法」だけを切り取って「高品質」と表現することが多いのです。
また、「高純度」という言葉も一見すると魅力的ですが、純度が高いことと品質が高いことは別問題です。低品質な原料であっても、特定の成分だけを抽出すれば「純度100%」と表示できてしまいます。そのため、純度の高さ=効果や安全性とは限りません。
さらに、日本語ならではのあいまいな表現を駆使して、消費者に誤解を与えるケースも目立ちます。「高品質」「高純度」という言葉自体は間違いではないものの、その裏側にある具体的な情報を示さず、あえてごまかしているメーカーが多いのです。
iHerbサプリメーカー 品質ティアランキング(独断版)
ここからが本題。iHerbでよく見かける代表的な10社をピックアップし、体感ベースで品質ランクをつけました。サプリメント選びの際に参考にしてみてください↓↓↓
SSランク
Thorne(ソーン)
臨床現場でも使われる医薬品レベルの品質。
🔍 iHerbで「Thorne」を検索
Sランク
Life Extension(ライフエクステンション)
研究ベースの製品設計。長寿・アンチエイジング分野に強い。
🔍 iHerbで「Life Extension」を検索
Aランク
Swanson(スワンソン)
ハーブ系が得意。幅広くコスパ良い。
🔍 iHerbで「Swanson」を検索
NOW Foods(ナウフーズ)
定番ブランド。単体栄養素に強く、安定感あり。
🔍 iHerbで「NOW Foods」を検索
Doctor’s Best(ドクターズベスト)
医師監修ブランド。特許原料を多く採用し、CoQ10やNACなど一部成分では定番的存在。
🔍 iHerbで「Doctor’s Best」を検索
Bランク
Jarrow Formulas(ジャロウフォーミュラズ)
整腸系やプロバイオティクスで定評あり。
🔍 iHerbで「Jarrow Formulas」を検索
California Gold Nutrition(カルフォルニアゴールドニュートリション)
iHerb自社ブランド。お試しに最適。
🔍 iHerbで「California Gold Nutrition」を検索
Cランク
Nutricost(ニュートリコスト)
大容量・低価格。割り切って使うメーカー。
🔍 iHerbで「Nutricost」を検索
Natural Factors(ナチュラルファクターズ)
カナダ発ブランド。独自性はあるが品質は中堅。
🔍 iHerbで「Natural Factors」を検索
Dランク
21st Century(21stセンチュリー)
低価格だが品質面では期待できない。
🔍 iHerbで「21st Century」を検索
僕ならこう選び分ける
サプリは「全部を高品質で揃える」必要はありません。品質が上がるほど価格も上がるので、自分にとってその成分がどれだけ大事かでメーカーを決めるといいと思います。
例えば僕なら、特に重要視している成分だけは信頼できるメーカーを選び、そこまで重要でないものはコスパ重視で選ぶ、といった感じです↓↓↓
- マルチビタミン → ソーン / ライフエクステンション
- ハーブ系 → スワンソン
- ビタミンD・鉄分など単体 → ナウ
- 整腸系 → ジャロウ
- お試し → カルフォルニア
- 大量買いでOKな成分 → ニュートリコスト
品質だけでなく「成分の組み合わせ」や「配合設計の哲学」も選ぶ基準になります。
まとめ
- サプリは「効く/効かない」ではなく「品質レベル」で選ぶもの
- 重要な成分は高品質で、補助的な成分はコスパ重視でOK
- 日本製サプリは基本的に品質が低いので、iHerbなど海外メーカーの基準を理解することが大切
サプリは毎日の積み重ねです。だからこそ、価格ではなく「品質」に目を向けて選んでみてください。
以上です。
Byさちお
※尚、こちらはあくまで個人的な感想です。商品のご使用やご購入に関しては、自己責任でご判断いただきますようお願いします。
この記事を書いた人

ブログ24年/美容15年/育毛研究13年/ゆる筋トレ5年/46歳/東京/独身/テレビ出演7回/雑誌掲載7回